「明日仕事で怒られる、、、」と分かってるときの対処法

2019年11月23日

「明日確実に仕事で怒られる」ということが分かっている時の憂鬱は半端じゃありません。

ずっと気持ちがもやもやしてしまい、何も手がつかない状態です。

ご飯もろくに入らず、本当に辛いですよね。

 

「どうすれば心の整理がつくの?」とお悩みの方も多いと思います。

 

この記事では、「明日怒られる」という憂鬱な気持ちに整理をつけて、前向きに乗り切る方法をご紹介します。

「明日怒られる」と分かっているときの対処法

「明日は確実に怒られる」とわかっているときの対処法として、認知療法的アプローチ心理学的アプローチがあります。

 

どちらも科学的な手法であるため、効果が高く、且つ簡単に出来るものです。

順番にご説明していきます。

 

認知療法的アプローチ

まずは認知療法的に、気持ちを楽にしていく方法をご紹介します。

 

認知療法とは「私たちのものの考え方や受け取り方(認知)に働きかけて、気持ちを楽にしたり、行動をコントロールしたりする治療方法」です。

「現実の受け取り方」や「ものの見方」を認知といいますが、認知に働きかけて、こころのストレスを軽くしていく治療法を「認知療法・認知行動療法」といいます。
認知には、何かの出来事があったときに瞬間的にうかぶ考えやイメージがあり「自動思考」と呼ばれています。
「自動思考」が生まれるとそれによって、いろいろ気持ちが動いたり行動が起こります。
ストレスに対して強いこころを育てるためには「自動思考」に気づいて、それに働きかけることが役立ちます。

認知療法活用サイト

認知療法的にストレスを緩和する方法は下記2点あります。

  1. ジャーナリング
  2. 瞑想

順番にご説明します。

 

ジャーナリング

ジャーナリングとは「頭の中に浮かんだ思考をひたすら紙に書く」ことです。

 

ジャーナリングとは「書く瞑想」とも呼ばれます。

テキサス大学の社会心理学者、ジェームズ・ペネベイカー教授の調査によると、「感情的に大きな影響を受けたことを書いたグループは、日常的なことを書いたグループに比べて、心身の健康が大幅に向上したそうです。

血圧の低下、免疫機能アップ、通院回数の減少、幸福感の高まりがみられたそうです。

 

自分の心の動き、感情的なことを紙に書きだす、という作業により、ストレスを低下させることが出来ます。

もしみなさんが「明日怒られる」という感情が脳に渦巻いているのであれば、そうした思考・感情を紙にひたすら書き出してください。

 

紙に書くことで、自分が考えていることを認知・理解することができます。

こうした自分の思考・感情を認知することを「メタ認知」といいます。

メタ認知が向上するとストレスを感じづらくなります。

 

簡単に実践できた効果抜群な方法なので是非試してみてください。

気持ちが驚くほど楽になることが実感できるはずです。

 

瞑想(マインドフルネス)

ストレスに強くなるために効果的な「メタ認知」を鍛えるのに有効なのが「瞑想」です。

 

ハーバード大学やワシントン大学などアメリカの多くの一流大学による研究で、瞑想はストレス軽減に大きな効果があることが分かっています。

「明日怒られるかも」ともやもやする方は、是非瞑想を試してみてください。

 

不安や憂鬱、焦りなど脳にべったりと絡みついた思考、負の感情を脳から剥がすことができます。

 

瞑想は自分の呼吸や身体に意識を向けるだけの非常にシンプルなものです。

自分の呼吸や身体に意識を向けることで、自分の脳で逡巡する考えから離れ、自分を客観視(メタ認知)できるようになります。

 

行動心理学的アプローチ

続いては心理学的に「明日怒られる」というストレスに対処する方法をご紹介します。

ストレスと対面したとき、「防衛機制」という心理的メカニズムが働きます。

防衛機制とは、受け入れがたい状況に晒された時に、それによる不安を軽減しようとする無意識的な行動を言います。

今回はこの防衛機制にそったストレス低減方法をご紹介します。

 

逃避

一般的な方法は逃避です。

逃避とは文字通り、現実が逃れようとする行動を言います。

 

具体的には「明日怒られる」という現実から目を背け、別の行動をすることを言います。

 

誰かと遊ぶ

明日怒られるのが確定しているのであれば、それ以上考えても仕方ありません。

そうはいっても、考えずにはいられませんよね。

 

そんな時は誰かと会って思いっきり遊んだり、飲んでストレスを発散するのがいいでしょう。

誰かと思いっきり遊んだり、飲んだりすれば、仕事のことを忘れて楽しい時間を過ごすことができます。

 

すぐ寝る

ずっと「明日怒られる」ことが不安に思うのなら直ぐに寝てしまいましょう。

それ以上考えても無駄ですし、なんの役にも立ちません。

 

早く寝て当日を迎え、怒られてしまった方が良いです。

実際に怒られるとなんともなかったりしますし、少なくとも今のような心のもやもやに悩まされることはありません。

 

合理化

合理化とは、「自分の欲求が満たされないときに理由付けをして自分自身を納得させる心の働き」のことです。

 

上司がなぜあなたを怒るのか考えてみる 

上司は、怒りたいから起こるのではないのです。

あなたを見捨てているのであれば、無視したり放置したりするでしょう。

 

あなたのことを気にかけ、育てたいと思っているから怒るのです。

 

そう考えると多少は気持ちが楽になりませんか?

 

社会人なら怒られることもあると割り切る

「明日怒られるから仕事に行きたくない」と感じたことがある人は、あなただけではありません。

むしろ、そう思ったことがない人の方が少ないでしょう。

 

社会人なら怒られるのは当然ですし、給料ももらっているためある程度は仕方ない部分もあります。

給料をもらっているのだからまあいいやと割り切って、なんとかやり過ごすようにしましょう。

 

昇華

昇華とは、「自分にとって受け入れがたい現実や葛藤を、より次元の高い目標の実現によって自己実現を図る」ことを言います。

 

「明日怒られる」という現実をバネに、別の目標に向かって行動することを言います。

 

運動する

「仕事で怒られる」というストレスを、身体を鍛える、体型を整えるなどの行動に昇華することは非常に有意義です。

 

運動はそもそもストレス発散に非常に有効であるため、こうした昇華的行動とすごく相性が良いです。

仕事で感じるモヤモヤやイライラを運動にぶつけましょう。

 

勉強する

仕事で怒られるということは、あなたが結果を出せなかったり、ミスをしてしまった可能性があります。 

 

その不甲斐なさ、悔しさをバネに勉強に打ち込んでみましょう。

資格や語学の勉強をすることで、あなたは周りより仕事が出来るようになり最終的には怒られないようになるでしょう。

「明日怒られる」が常態化しているなら転職を視野に入れよう

怒られることが常態化して常にストレスを抱えているのであれば、職場を変える必要があります。

 

アメリカの研究で職場のストレスが心血管疾患のリスクを高めることが示唆されています。

心血管疾患は世界の死因の第1位です。

職場や上司のストレスは、気付かないところであなたの心身を確実に蝕んでいます。

 

今すぐにじゃなくて良いので、自分の身を守るために転職を意識することから始めましょう。

 

またたとえ転職をしなくても、転職活動そのものが職場のストレスを緩和させる効果があります。

私は全く転職する気がなかったのですが、転職サイトに登録したり、転職サイトエージェントに相談に乗ってもらったことがあります。

「こんか会社やめてやる!」という気持ちになると、「怒られるのが怖い、、、」という気持ちを和らげてくれます。

今の会社に束縛されている感覚が薄れるので、上司から怒られても気にならなくなります。

 

また転職活動を通じて、意外に自分の市場価値が高いことが分かるので「自分はどこにでも転職出来る!」と気持ちが大きくなり、怒られる恐怖を感じなくなります。

まずは転職エージェントから話を聞いてみることから始めるのをオススメします。(無料です)

 

「面接や面談はちょっと、、」という方は『ミイダス』などの転職サービスで、簡単な質問に答えるだけで自分の市場価値(想定年収)が分かるのでオススメです。

私は2分くらいで上記のとおり診断できました。会員登録は不要なのでオススメです。

ミイダス公式サイト:https://miidas.jp/

 

まとめ:「明日仕事で怒られる」と悩むのは無駄!

今回ご紹介した方法で幾分かは、「明日仕事で怒られる」という気持ちを楽にすることが出来るでしょう。

 

一つ言えることは、くよくよ悩んでいるのは非常に無駄な時間ということです。

 

悩んでいても解決することはありません。

今回ご紹介した方法を試して、少しでも気持ちを楽にするように心がけましょう。

 

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