「仕事は暇よりも忙しい方が良い」とよく言われますが、本当にそうでしょうか?
忙しすぎるのもかなり苦痛です。
毎日仕事だけの生活で、家と会社の往復で毎日その繰り返し。
なんのために生きているのか、働いているのか分からなくなってしまいます。
仕事が忙しすぎるのを何とかしたいですよね。
この記事では「仕事が忙しすぎる」を解決するための方法をご紹介します。
「仕事が忙しすぎる」で悩む人は多い
「仕事が忙しい」と悩むのはあなただけではありません。
意外に多くの方が「忙しすぎる!」と悩みに持っています。
仕事忙しすぎると休みの日1日の大半をベッドの上で過ごす
— setsukooooo (@rgms_setsuko) October 6, 2020
仕事に追われ疲れている。あれもこれもやること満載な中で、単純ミス発生で心理的影響大。一人当たりの業務量半端ない。忙しすぎるからこうなると文句を言っても、誰も聴いてくれない…。
— 深海魚 (@sakana53) October 6, 2020
残業許されない部署なので、仕事が忙しすぎる、終わりが見えない、終わると次終わると次で達成感が丸でなくて、疲れしか残らない(T^T)
— lover (@lover85831606) October 5, 2020
仕事辞めたい流石に忙しすぎる おかしいて
— woka (@aensoil) October 6, 2020
https://twitter.com/kz085231/status/1313423848323211270?s=20
https://twitter.com/macorom_cnb91/status/1313345549769142273?s=20
「仕事が忙しすぎる」が良くない理由
一般的に「仕事は暇より忙しい方が良い」と言われますが「仕事が忙しすぎる」と良くないのはなぜでしょうか。
仕事の忙しさがストレスに変わる代表的な原因をいくつかご紹介します。
プライベートを犠牲にしないといけない
仕事が忙しすぎる方は毎日遅くまで残業されているでしょう。
例えば、夜10時まで残業して1時間近く通勤に時間をかけると、家に着く頃にはもう11時になっていますね。
そこから食事や風呂に入ったりするとあっという間に12時になってしまいます。
家族や恋人、友人とろくに連絡をとる暇も取れず、映画やテレビを見るなど趣味に費やす時間もありません。
仕事が忙しすぎると、1日が仕事だけで終わってしまうのです。
何のために仕事しているのか分からなくなり、仕事への意欲も無くなり辛く感じてしまうのです。
毎日家と会社の往復で、同じことの繰り返しだとストレスに感じるのも当然です。
睡眠時間を犠牲にしないといけない
上記のプライベートの時間に含まれますが、仕事が忙しすぎると睡眠時間も足りなくなります。
こちらはもっと深刻な問題です。
睡眠時間が足りていないと健康を害します。ストレスの影響をより多く受け、うつ病にもなりやすくなります。
睡眠が足りていないと集中力も削がれるので生産性が落ち、さらに忙しくなる悪循環に陥ってしまいます。
不公平に感じる
仕事が忙しすぎる状況に陥ると、不公平に感じることがあります。
自分にだけ業務が集中して、仕事をやってもやっても次々と新しい仕事が飛んできます。
かたや、同僚は定時で悠々と帰っていたり、職場でお喋りをしていると「なんて不公平なんだ」と感じてしまいますよね。
業務が自分にだけ集中してしまうととてもイライラしてしまい余裕を無くしてしまいます。
不公平感を抱きながら仕事をするのは非常にストレスですし、仕事に対するモチベーションも下がります。
プレッシャーを感じる
仕事が忙しすぎると相当プレッシャーがかかります。
やるべき仕事が多いが故に、責任も重くのしかかります。
大量に業務があるため業務スピードも早めなければなりません。
仕事のスピードを早めるためミスの可能性も上がりそれが余計にプレッシャーに感じます。
仕事の量が多く、責任も大きいためなかなか休むこともできません。
こうしたストレスを抱えながら仕事を続けるのは相当辛いですし、長く続けると心や体を壊しかねません。
「仕事が忙しい=成長する」と錯覚する
「仕事が忙しいけど自分が成長出来ているのならそれで良い」と考えている方は多いと思います。
確かに、実際に成長できているのであれば「仕事が忙しすぎる」ことを許容出来るでしょう。
ただ必ずしも「仕事が忙しい=成長できる」は成り立ちません。
あなたが本当にその仕事を通して成長できているのか、冷静に判断する必要があります。
「忙しい=成長できる」と信じて頑張ったのに、身も心もボロボロになっただけ、というのは悔やんでも悔やみきれません。
あなたが「仕事が忙しすぎる」原因とは?
「仕事が忙しすぎる」理由はおおよそ下記の要素で大別できます。
- 多忙な業界・職種で働いている
- 仕事を抱え込み過ぎている
- 上司が細かい
- 仕事を振られ過ぎている
- 業務の効率が悪い
原因によって取るべき対策も違ってきますので、簡単に確認していきましょう。
多忙な業界・職種で働いている
そもそもあなたが激務の仕事に就いていればある程度忙しいのは仕方ないのかもしれません。
一般的に「忙しい」とされている業界・職種は、飲食・商社・コンサル・IT・広告などが該当します。
こうした要因から「仕事が忙しすぎる」場合は、業界・職種を変える、あるいは業務効率を上げない限り事態は改善しません。
仕事を抱え込み過ぎている
周りはさほど忙しくないのに自分だけが忙しいという場合は、あなたが仕事を抱え込みすぎている可能性があります。
本来人に任せるべき仕事であっても「自分でやった方が早い」「相手が忙しそうだから」「頼みづらいから」といった理由で自分でやっていませんか?
たまにであれば問題にはなりませんが、積み重なるとあなたにだけ業務が集中してパンクしてしまいます。
上司が細かい(マイクロマネジメント)
マイクロマネジメントの上司にあたると最悪です。大勢に影響しない些細なことまで口出しして仕事をドンドン増やします。
例えば、社内用の資料であるのに細かい指示・指摘をして無駄な業務を増やしてくるなど、細かい上司を持つと大変です。
仕事を振られ過ぎている
丸投げしてくる上司や同僚がどこにでもいますが、「仕事が忙しすぎる」のは彼ら彼女らのせいかもしれません。
こうした人は「頼みやすそうだから」「あなたの成長のため」「自分がやりたくない」など様々な理由で仕事をどんどん振ってきます。
業務の効率が悪い
そもそもあなたの業務効率が悪いため、仕事が忙しい可能性があります。
効率が悪いと人の2倍も3倍も時間がかかってしまうため、いつまでたっても仕事が終わりません。
あるいは完璧を求めすぎて、求められていない量・質を追い求めている可能性もあります。
仕事が忙しすぎる時の対処法
仕事が忙しすぎるのは良くないため、早急に手を打つ必要があります。
ご紹介した「仕事が忙しすぎる理由」をもとに、即効性があり且つ効果的な対処法をご紹介しますので是非参考にしてください。
仕事を引き受けない
仕事が忙しすぎて辛い方は、仕事を引き受けない勇気を持ちましょう。
仕事をどんどん引き受けて、さらに忙しくなると余計にストレスが増えてしまいます。
最悪の場合、うつ病を疾患、あるいは過労死ということも考えられます。
自分の健康、命に換えられるものはありません。
「業務を抱えこんでしまっていて今ちょっと手が回せません」
「今かなり忙しいため、その仕事を引き受けると、ミスをしてしまったり納期に間に合わない可能性があります」
上司や先輩から仕事を頼まれた時、勇気を出してこのように断ってみましょう。
ちゃんと理由を説明すれば、まともな人であれば納得するはずです。
これで逆上するような上司、先輩であれば、すぐに異動あるいは転職することをお勧めします。
仕事を振る
業務レベル的にも職制的にもあなたがやるべきでない仕事を押し付けられている可能性があります。
仕事を抱え込みすぎている方は、一度「この仕事は本当に自分がやるべき仕事なのか」自問自答してみましょう。
仕事が忙しすぎる人は、仕事が早い人が多いため、どんどん仕事が降ってくるという循環が出来上がっていることが多いのです。
あなたは頼みやすい人なのかもしれません。
あるいは、「とりあえずこいつにまかせくか」と良いように利用されている可能性もあります。
自分やるべき仕事じゃない、と感じたらすぐにその仕事をしかるべき人に降りましょう。
特に雑務で追われて忙しい状況であれば、それはあなたのキャリアに何一つプラスになっていません。
そうした雑務は、後輩や一般事務等のしかるべき人に振るようにしましょう。
雑務だけでも人に振れると、一気に楽になります。
上司に相談する
仕事の忙しさは自分一人では解決出来ないことも多々あります。
人が足りていない、など構造的に業務が多忙になっている可能性があります。
そうした状況においては、仕事も断れませんし、人に振ることも出来ません。
上司に人を増やしてもらうよう相談することが一番手っ取り早いです。
上司は実務をわかっていないため、声をあげないとあなたが今どれだけ忙しく危機的な状況にあるのか分かりません。
また仕事を人に振ることもあなたの立場的に難しいこともあります。
そういう場合は遠慮なく上司を使いましょう。
上司は部署をマネジメントすることが仕事ですから、遠慮なくどんどん上司に相談しましょう。
業務の効率を上げる
仕事が忙しい人は、概して仕事も早いのですが、日々の仕事に追われている可能性があります。
一度立ち止まって自分の業務を見直してみましょう。
やらなくてもよい業務や省略してもよい業務がありませんか。
そうした業務はどんどん捨てていきましょう。
また他にもスキルを磨いてより効率的に仕事を進める方法もあります。
効率的に仕事をする方法を身につけるだけで忙しさを解消できることがあります。
以下に業務効率化におすすめの記事をご紹介しますので、合わせてどうぞ。
ストレスマネジメントを身につける
これまでは仕事の忙しさを軽減する方法をご紹介しましたが、仕事の忙しさから生じる「ストレス」を軽減する方法をご紹介します。
オススメは下記3点です。
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運動
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瞑想
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ゼロ秒思考(メタ認知を鍛える)
ストレスでもやもやしている方は運動すると、一気に解消することが出来るかもしれません。
運動、特に有酸素運動はストレス低減に効果があることは科学的に立証されています。
心身ともにリフレッシュ出来る運動はストレス低減に最適です。
次に瞑想もストレス低減に効果的です。
こちらも科学的に効果が立証されています。
運動と違い、誰でも簡単に取り組めるためオススメです。
2週間ほどで効果が実感出来るようになります。
参考記事 ✔︎一ヶ月瞑想をやって実感した効果がすごい/st-mybox] 続きを見る 最後に「ゼロ秒思考」をご紹介します。 こちらは「ゼロ秒思考」というベストセラー本で、元マッキンゼーの赤羽氏が提唱するメソッドです。 1分間に頭の中に浮かんできたことを全て紙に書きなぐるという方法です。 自分の事を客観的に捉える、というメタ認知を向上させる事ができ、ストレス低減に非常に効果的です。 またストレス低減だけではなく、頭の回転を早くする効果もあり、仕事の効率化にも有効です。 参考記事
一ヶ月間瞑想をやって実感した効果がすごい件
転職する
上記の努力を積み重ねても改善しないようであれば、心と体を壊す前に転職することをおすすめします。
部下のことを気にかけない上司のもとで働き続けるのは毒です。
忙しさが、人手不足が解消されないなどの構造的且つ慢性的な問題であれば、働く場所を変えない限り、辛いストレスが解消されることはないでしょう。
健康より大切なものはありません。
自分が壊れる前に転職することは何も悪いことではありません。
「いきなり転職はちょっと、、」という方は、『ミイダス』などの転職サービスで、簡単な質問に答えるだけで自分の市場価値(想定年収)が分かるのでオススメです。
私は2分くらいで上記のとおり診断できました。会員登録は不要なのでオススメです。
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まとめ:仕事が忙しすぎて辛いなら辞めていい
暇なのも嫌ですが、忙しすぎるのは相当ストレスを感じますよね。
今回ご紹介した方法で少なからず忙しさを解消できるはずです。
もしどうしても忙しさが改善されず、ストレスが続くようであれば、転職することを検討してみてください。
転職エージェントに相談するのはタダですし、彼らはあなたと同じような経験を持つ方の転職も数多く支援しています。
転職するべきか、しないべきかも含めて相談に乗ってくれるので、仕事が辛い方は検討すると良いかもしれません。