上手くいかない時は過去の「ブライトスポット」を見つけよう

2019年7月5日

何やっても上手くいかない時ってありますよね。

頑張っても成果が出ない、そもそも頑張れない、頑張り方を忘れてしまった。

こうした日々を送っていると「人生上手くいっていないな」と思いませんか。

そう思いながらもほとんどの人は何も対処していないかと思います。

そうなると危険です。

こうした状況に慣れてしまうと、何も行動しなくなるので人生は停滞したままになってしまいます。

今回はこのような人生の停滞期を抜け出す簡単な方法をご紹介します。

それは「ブライトスポット」を見つける、という方法です。

ブライトスポットとは

ブライトスポットは全米で大ヒットしたハース兄弟の共著「スイッチ!」という本で紹介されている概念です。

ブライトスポットとは簡単に言うと、「上手くいっていない状況の中、例外的に上手くいっているもの」を指します。

上手くいかない時は普通、「何が上手くいっていないのか」、「何故上手くいっていないのか」と悪いところばかりに目がいきがちですよね。

そうではなくて、そういうときこそ「ブライトスポット」に目を向けるべきなのです。

 

例えばプレゼンテーションでぐだぐだになってしまい、聴衆が飽きてあくびをしたり寝てしまったりします。

そうしたときに90%の悪い部分に目を向けるのではなく、「しっかり聴衆の顔を見て話せた」などの良い点に着目するということです。

「スイッチ!」では、ベトナムでの栄養不足問題が取り上げられております。

ベトナムの栄養不足は、悪質な衛生状態、貧困、安全な水道インフラの不整備、栄養に関する無知など、様々な問題が複雑に絡んでおりました。

こうした状況を打破すべく、貧しい子供達を支援する国際組織で働く女性とそのスタッフがベトナムに派遣されました。

彼女らは、こうした様々な問題にばかり目を向けませんでした

貧しい家庭なのに、普通の子供より体格が良くて健康な子供を探したのです。

つまり「ブライトスポット」つまりはお手本になる成功例を見つけることにしたのです。

そうした健康な子供を持つ母親を観察すると、「食べさせる総量は同じだが、2回ではなく4回に分けて与える」「大人しか食べないエビやカニなどを食べさせる」ことが分かりました。

これらは貧困の村の常識とは違っていました。

こうした習慣を栄養不足の子供を持つ母親に教えてあげることで、なんと65%の子供の栄養状態が改善、維持されました。

こうした活動は全国的に広まり、220万人ものベトナム人が参加するプロジェクトとなり、更に多くの栄養不足に喘ぐ子供達を救ったのでした。

 

私たちはともすれば、問題点ばかりに目がいきがちで、「何故起きた?」「原因は?」「対策は?」と頭でっかちに考え始めてしまいます。

そうするとこうした問題点ばかりに頭のリソースが割かれ、時間という貴重なリソースもその問題の分析解決に食いつぶされてしまいます。

またこうした問題点ばかりを意識していると、失敗を恐れて挑戦しなくなり、萎縮して行動しなくなってしまいます。

そうではなくて、悪い状況の中でも例外的に良かった点を見つけて、それを再現しよう、というのがブライトスポットの考え方です。

過去の自分のブライトスポットを見つける

この考えを過去の自分に適用してみましょう。

今の自分が上手くいっていなかったとしても、生まれてからずっと上手くいっていない訳ではないでしょう。

人生のどこかのタイミングで幸福度が高かったり、人生が上手くいっていると感じていた時があるはずです。

そのブライトスポットに着目してみましょう。

なぜ幸福度が高かったのか、やる気に満ちていたのか、毎日楽しく過ごせていたのか、を分析します。

あとはそれを実践するだけです。

 私のブライトスポットの例をご紹介します。

私はとにかく意志の力が弱く、何事も長続きしません。

これまで様々なことに取り組みました。

プロブラミングの勉強、ランニング、アファーメーション、瞑想、英語の勉強、副業などなど。

しかしいずれも長続きせず、1〜2ヶ月程度で止めてしまいます。

しかしそんな中唯一長続きしているものがありました。

それは「ブログ」です。

なぜブログは長続きしているのでしょうか。

その要因を探ると、ブログは「フィードバックがある(反応がある)」ということが分かりました。

自分の行動に対して何らかの結果が返ってくる、というのが私にとっては非常に重要だったようです。

このブライトスポットを見つけて以来、私は止めてしまった数々の取り組みに、フィードバックが返ってくる仕組みを作りました。

英語の勉強を例に挙げると、TOEICなどの試験を頻繁に受験して自分の成長度を都度確かめられるようにする、というものです。

「ブログ」というブライトスポットを見つけてそれを他の事例にも当てはめることで、私は習慣化することを諦めた取り組みを習慣化することに成功したのです。

 

このように何故できないか、何が悪いのかに注目するのではなく、「悪い状況の中でも例外的に出来たこと、良かったことを見つけて、それを再現する」ことが物事を改善するのに非常に有効です。

まとめ

あまりに単純な方法で拍子抜けするかもしれません。

世の中は、一見複雑なように見えて、意外と単純にできているので、馬鹿らしいほど簡単なことが実は効果的であることが往々にしてあります。

 

最後に「ブライトスポット」の注意点を一点だけお伝えします。

例外的なブライトスポットは取り除くようにしましょう。

例えば、運がよかった、たまたま上手く出来た、などです。

そうしたブライトスポットは二度と真似できない、再現性がないので参考には出来ません。

この点を注意して、ぜひみなさん自分の過去の「ブライトスポット」を見つけてそれを広げてください。

きっと人生が好転しますよ。

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