「意地悪な上司がうざい、、、」このような悩みを持つ人は多いと思います。
性格の悪い上司を持つと最悪です。
毎日本当にストレスでつらい思いをするので会社に行きたくなくなります。
自分で上司は選べませんし、簡単に変わることはないため、何とかして対処する必要があります。
この記事では、意地悪な上司を持ってしまった人のために、今すぐできる対処法をご紹介します。
目次
意地悪な上司の特徴
上司が意地悪と一言で言っても様々なタイプがいます。
タイプによって対処法も異なりますので、自分の上司がどのタイプに当てはまるのか考えてみましょう。
嫌味を言う
「こんな忙しいのにもう帰るの?/休むの?」
「何も考えてないんだね」
上司の嫌味の例を挙げたらキリがありません。
このような言わなくてもいいことをわざわざ口に出す上司周りにいませんか?
お局のような性格の悪い上司を持つと最悪です。
話をする度に「また嫌味を言われるんじゃないか」と気にしてしまい本当にストレスですよね。
私もこのような上司を持ってしまい毎日胃がキリキリして辛かったです。
悪口や陰口を言う
他の上司や同僚、部下の悪口を平気で口にする上司っていますよね。
人のことをけなしているのを聞くと「自分の悪口も言ってるんだろうな、、」とうんざりします。
平気でえこひいきする
意地悪な上司は悪びれることなく部下をえこひいきします。
自分が気に食わない奴の評価を下げるのは当然と考えています。
自分のことをヨイショしてくれる部下には優しく接しますが、そうでない部下に対する態度が厳しかったりします。
えこひいきされるのは不公平ですし、相当ストレスが溜まります。
また、もしあなたが女性で女上司を持っている場合は更に不当な評価を得やすくなります。
様々な調査結果で「女上司は、女性の部下を男性よりシビアに評価する」傾向があることが分かっています。
細かいことをネチネチ指摘する
社内文書なのにフォントの細かい違いを指摘してきたり、押印のズレをいちいち直させたり、神経質な上司はいませんか。
あの独特の嫌らしい口調は思い出すだけでイライラしてきます。
こういう上司を持つと「また怒られる」と萎縮してしまいと毎朝会社に行きたくない気持ちになってしまいます。
人の言うことを聞かず否定ばかり
自分が絶対正しいと信じて止まない上司がいます。
人から指摘されても絶対に認めることはありません。
それどころか感情的になって相手の意見を完全否定しますよね。
上司が間違っていたとしても反論すると面倒になるからと、イエスマンになってしまいがちです。
こういう上司を持ってしまうと部下の考える力を衰えさせてしまうため危険です。
意地悪な上司の心理
意地悪な上司はなぜ意地悪なのでしょうか。
ここではなぜ上司が意地悪をしてくるのか、その心理について4つご紹介します。
意地悪な上司の心理が分かれば、対策の方向性も見えてきます。
上司は自分が意地悪をしているとは自覚していないことが多いです。 政治家に失言が絶えないのと同じように、上司もまた自分が意地悪をしていると理解できていないことが多いのです。 こういう上司は息を吐くように悪口や嫌味を言ってきます。 部下が成果を挙げたとしても手放しに褒めることはせず「運が良かったな」など鼻につくことを言ってきます。 精神科医の香山リカ氏によるとこういうタイプは「何を言っても許されるはず」と思い込む自己愛の強い人が多いようです。 自分の立場・権力を誇示したいがために部下に強く当たるタイプもいます。 このタイプはスネ夫のような人が多く、自分より権力を持つタイプには媚を売って、部下には厳しく当たります。 特に女性の部下に対してこの傾向は顕著になります。 こうした上司は権力を持った瞬間に偉そうになります。 ある研究によると「人は権力を持つと感情や衝動への抑制が弱まり、社会規範の軽視へとつながる」ことが分かっています。 抑制されていた気持ちが権力保持によって、部下への意地悪という形で表出するのです。 このタイプは非常に狡猾で世渡り上手なので出世してしまうのが余計にタチが悪いです。 意地悪な上司の中にはサイコパスに近い気質を持つ人もいます。 良心が著しく欠如しており、罪悪感を感じることなく他人を傷つけることができます。 こういうタイプの上司はわざと部下をいじめて、その反応を楽しんでいます。 こういう上司を持った場合は直ちに逃げることをオススメします。 部下に意地悪するのは、上司自身が劣等感や嫉妬に近い感情を抱いている可能性があります。 「自分が若い頃に経験してきた苦労を部下が味わっていない」 このように考えてしまい部下を攻撃してしまうのです。 コストを負担せずに利益を享受することを経済学用語で「フリーライダー(タダ乗り)」と言います。 人の心理としてタダ乗りする人に意地悪な行動を取るということが分かっています。(参考) 上司は「部下は自分より苦労していないのに得をしている」と考え攻撃しているのです。 意地悪な上司を持った時に有効な5つの対処法をご紹介します。 まず上司が本当に意地悪なのかどうか確認しましょう。 「自分が仕事が出来ないから怒られているだけ」など自分に原因がある可能性もあります。 もし同僚もあなたと同じように上司が意地悪と感じているのであれば、上司は意地悪と断定できます。 もしくは、友人や家族にあなたが意地悪されたエピソードを話してみて、本当に上司が意地悪なのか聞いてみるのも良いでしょう。 仮に自分に原因がある場合はそれを改善するだけで、上司の意地悪(とあなたが感じている)は無くなるでしょう。 上司の意地悪はパワハラに該当します。 人事などに通報すれば改善する可能性もあります。 その可能性を高めるためには、上司に意地悪な言動をメモすることが有効です。 「いつどこで何をされたのか」をキチンと記録しておきます。 その際、周りに誰が居たのかが分かれば証言してくれる可能性がありますので、証拠としてより有力になります。 性格の悪い上司を持った場合、仲間を作っておくことをオススメします。 上司に嫌味を言われた際に自分一人で抱え込むとストレスを強く感じてしまいます。 自分に共感してくれる仲間がいるだけでも毒抜きになります。 また同僚と愚痴を言い合うだけでもストレス解消になります。 またパワハラを通報する時にも仲間を組んでおくと効果的です。 パワハラの通報があった場合、人事はその部署に調査に入ります。 仲間がいるとあなたがパワハラを受けていた事実を証言してくれるでしょう。 また複数人同時にパワハラを人事などに通報すれば、異動など間違いなく上司に何らかの処分が下ります。 上司に意地悪されたり、嫌味を言われるのが怖くて、上司の言いなりになってしまうこともあると思います。 上司の機嫌取りのために我慢することは、ある意味社会人として宿命です。 しかし、内心では自分の意見や考えをしっかり保っておきましょう。 外面上では上司の意見に合わせていても、「上司は間違っている」という確固たる信念を持ち続けましょう。 自分の気持ちまで上司の考えに流されてしまうと、あなたが上司になった時に同じような行為をしてしまう可能性があります。 意地悪な上司はあなたが仕事で頑張っていてもなかなか認めてくれないでしょう。 しかし、そこで努力を止めてしまうと上司の意地悪は更に酷くなります。 意地悪な上司を持った場合は、今以上に更に努力を続けましょう。 諦めずに努力を続ければ、上司も無視できないレベルで仕事ができるようになるでしょう。 仕事ができるようになり部署になくてはならない存在になると、上司から嫌味を言われるなどしても気にならなくなります。 また意地悪な上司への最高の仕返しは上司にとってなくてはならない存在になってから転職することです。 意地悪な上司が憎い人は、それをバネにして仕事に打ち込みましょう。 そうすることで最終的にはどこでも活躍できる実力を身に付けることができます。 続きを見る 関連:20代の内にやっておいて絶対に損しないおすすめ自己投資5選 意地悪な上司を持って毎日辛いのなら、転職を視野に入れみてください。 ストレスが限界で心身に影響が出てからでは、満足のいく転職活動はできないからです。 「上司が嫌で辞めるのってアリなの?」と不安に思うかもしれませんが、全く問題ありません。 実際、退職のきっかけ第1位は「上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった」というものです。(参考記事) それだけ非常に多くの方が上司との人間関係に悩まされているのです。 まずは転職サイトや転職エージェントで情報を集めて、より最適な職場を見つけてみましょう。 おすすめの転職サイトや転職エージェントは以下の記事でお伝えしています。 年代ごとに詳しくまとめていますので、ぜひ一度確認してみてください。 参考記事:20代の若手、30代の中堅におすすめの転職サイトと転職エージェント 「とにかく一番おすすめの転職サービスが知りたい」という場合は、とりあえずリクナビNEXTをご覧頂くのが確実です。 リクナビNEXT公式サイト:https://next.rikunabi.com/ リクナビNEXTは登録しておくだけで企業から「スカウトメール」が届くため、忙しい人や未だ転職するつもりはない、という方にオススメです。 最後に意地悪な上司を持った時の対処法をもう一度まとめます。 これらの方法を試すと幾らかはマシになるはずです。 しかしどうやっても上司の性格を変えることは出来ないため、根本対策は上司がいなくなるか、あなたが別の場所に映るかです。 今より良い職場や仕事がないか常にアンテナを張っておくのは、今や社会人の常識です。 転職サイトや転職エージェントに登録しておくだけでも自分のキャリアの視野が広がるためオススメです。
生まれつき・くせ
優位に立ちたいと言う防衛本能
困らせたい
自分に対する評価を不当と考えている
性格が悪い上司を持った時の対処法
本当に意地悪か確認する
上司にされた意地悪をメモする
仲間を作っておく
上司に迎合しても自分の価値観を強く持つ
実力で認めさせる
20代の内にやっておいて絶対に損しないおすすめ自己投資5選【自分への投資】
ストレスを抱えているのなら転職を検討するのもアリ
まとめ:意地悪上司のパワハラへの対処法