あなたが毎日仕事で怒られるのは負の「錯覚資産」のせいかも?

「真面目にやってるのか!」

「ちゃんと考えろ!」

「何回同じことを言わせるんだ!」

「やる気がないのか!」

上司や先輩からこんな風に怒られた経験はないでしょうか。

仕事で怒られるのは辛いですよね。

会社に行きたくなりますよね。

私も以前は上司から毎日のように怒られ、すごく辛い思いをしていました。

どうすれば、怒られずに済むのだろうと常に考えていました。

怒られないことだけを意識してしまうので、失敗を恐れ挑戦しないようになるのでなかなか成長も出来なくなります。

なぜ自分が怒られるのかを考えていると、怒られている人に共通するある事実に気がつきました。

怒られる人には負の「錯覚資産」が働いていたのです。

負の「錯覚資産」とは?

「なんであんな奴が評価されるんだ! ?」「なんであの人が出世しているの?」と疑問に感じたことはないでしょうか。

これこそまさしく「錯覚資産」が働いている状況なのです。

錯覚資産とは、11万部突破のベストセラー『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』の著者が提唱した定義です。

「人々が自分に対して持っている、自分に都合のいい思考の錯覚」は、一種の資産として機能する・・・これを「錯覚資産」と呼ぶ。

『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』より

高身長のイケメンが、”無条件で”仕事が出来そうに見えたり、美人で可愛い女性が優しくて育ちが良く見えるのは「錯覚資産」が働いているからなのです。

顔が良いのと仕事ができるのは全く別ですが、「顔が良い」という点につられて、全く関係のない他の点についても過大評価をしてしまいます。

イケメンや美女は何をやっても、良いように捉えられ、プラスの評価を得ることが出来ます。

あるいは高学歴というだけで、人格者扱いされたり、仕事が出来る、という印象を持たれたりします。

これと逆の作用をするのが、負の「錯覚資産」です。

ブサイクが積極的に女性にアタックしても気持ち悪いと思われたり、性格が曲がっていそうと偏見を持たれたりするのです。

イケメンや高学歴と同じことをしても、真逆の評価を下されてしまうのです。

あなたが怒られるのは負の「錯覚資産」のせいかも?

部署で怒られているはあなた一人ですか?それとも全員ですか?

もしあなた一人だけが怒られているのであれば、負の「錯覚資産」が働いてるのかもしれません。

「Aさんと同じことをやったのに私だけ怒られる。」

こんな経験はないでしょうか。

もしかしたらあなたは正当に評価されておらず、負の「錯覚資産」によってねじ曲がった評価を下されているかもしれません。

つまり、「仕事が出来ない」「無能」と決めつけられているのです。

では何が負の「錯覚資産」となっているのでしょうか?

答えはイメージです。

理由なんてないのです。

なんらかの「きっかけ」があり、それ以降あなたをマイナスにバイアスがかかった評価を下し続け、ついには「無能」という烙印を押されてしまったのです。

きっかけはあなたがミスをしたからかもしれませんし、遅刻したからかもしれません、あるいは声が小さいだけかもしれませんし、顔が良くないからなのかもしれません。

しかし一度「無能」という烙印を押された以上はきっかけなんて、もはやどうでも良いのです。

だから悩んだってしかたありません。

あまり思いつめない方が良いです。

人間は合理的ではないですし、公正公平に人を評価することは出来ません。

あなたは悪くないのに必要以上に責められてしまっているのです。

負の「錯覚資産」を返済し、正の「錯覚資産」を築くには?

では現状を変えるにはどうすれば良いでしょうか?

それは負の「錯覚資産」を清算し、正の「錯覚資産」を築いていくことです。

つまり、「仕事が出来る」という認知を持たせるのです。

方法は二つあります。

  1. 仕事が出来る人の真似をする
  2. 恐れずに行動し続ける

仕事が出来る人の真似をする

別に「仕事が出来る」ようになる必要はありません。

「仕事が出来そう」と思わせるだけで良いのです。

「仕事が出来そう」と思われれば、「こいつに任せてみよう」とチャンスがどんどん回ってきて、いずれ実力も後からついてきます。

「仕事が出来そう」だから多少の失敗は「こんな時もあるだろう」と大目に見てもらえますし、「仕事が出来そう」であれば上司も自分のことを信じてくれやすいですし、助けも貸してくれやすいのです。

つまり仕事の成功確率が上がるのです。

仕事が出来る人はどんな特徴を持っているでしょうか?

あなたの周りの人を思い浮かべてみてください。

例えば下記のような特徴がありませんか?

  • 声が大きくハキハキしている
  • 姿勢が良い
  • 清潔感がある
  • 机が整理整頓されている
  • メールの返信が早い
  • 気遣いが出来る

ぶっちゃけ仕事の成果にほとんど関係ないです笑

仕事の成果を出さずとも「仕事が出来そう」という認知を作り出すことは、実はすごく簡単なのです。

恐れずに行動し続ける

負の「錯覚資産」がある”きっかけ”が原因でマイナスの方向に作用し始めるのと同様に、正の「錯覚資産」を築くためにも”きっかげ”が必要なのです。

そのきっかけは上で説明した「仕事が出来そう」という認知と、「仕事の成功体験」なのです。

負の「錯覚資産」が働く中で、成果を生み出すのは非常に大変です。

何をやってもマイナスに評価されますし、「仕事が出来ないくせに」とろくに手助けも得られません。

こんな状況のなかで結果を残すには、萎縮せずに行動し続けるしかないのです。

恐れずに行動し結果を出し続ければ、いつか歯車が逆回転し、正のサイクルが生まれるようになります。

徐々にあなたが周りから信頼されるようになり、評価が上向いてくるのです。

これには根気が必要です。

一度失った信頼を取り戻すのには時間がかかるように、一度下された評価を覆すのには時間が必要なのです。

まとめ:「仕事に行きたくない」ほど辛いなら環境を変えるのが早い

毎日怒られた仕事が辛い人は、負の「錯覚資産」が原因かもしれません。

この状況を好転させることは可能です。

下記を実践すれば良いのです。

  1. 仕事が出来る人の真似をする
  2. 恐れずに行動し続ける

しかしこれには時間を要しますので、その間は辛い時間が続くかもしれません。

今現在「仕事に行きたくない」ほど辛いのであれば、我慢する必要はないと思います。

心を病んでしまう前に環境を変えた方があなたのご家族、人生のためです。

環境を変えてしまえば、あなたの負の「錯覚資産」はリセットされます。

人間が変わる方法は3つしかない。1つ目は時間配分を変えること。2つ目は住む場所を変えること。3つ目は付き合う人を変えること。

大前研一

辛い方は、迷わず、恐れず、「転職」を検討してみて下さい。

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