「英語が話せなくなった、、、」と嘆いている方はいませんか?
「あれだけ頑張って勉強したのに、いつの間にか出来なくなっている、、、」
こうした経験をお持ちの方は多いと思います。
ありがちなのは留学、海外赴任から帰ってきて、久しぶりに英語を話す機会があると「全く話せない」という状況です。
今回はありがちな「英語が話せなくなる」理由とその対処法をご紹介します。
目次
英語が話せなくなる理由
英語を話せなく理由は、当たり前ですが、「英語を話さなかった」ためです。
英語にしばらく触れていなければ、「英語が話せなくなる」のは当たり前です。
日本語だって1週間も話さなければ、うまく話せなくなってしまいます。
私は受験生時代に自宅浪人をしていたとき1週間で一言も日本語を話さなかった経験があります。
久しぶりにコンビニの会計時に話す機会が訪れた際、口から全く日本語が出てこないのです。
母国語でさえそうなるのだから、第二言語である英語では尚更です。
ただ、英語が話せなくなっても、不思議とリスニングは出来るのです
これはインプット(リスニング)とアウトプット(スピーキング)の違いでしょう。
「英語→日本語」より「日本語→英語」の方がはるかに難しいのです。
なぜ英語に触れないと「英語が話せなくなる」のか?
英語に触れていないと、英語が話せなくなるのはなぜでしょうか?
理由は二つあります。
「英語回路の鈍化」と「語彙の逸失」です。
英語回路の鈍化
英語を勉強され、ある程度英語を話せるようになった方は、脳に英語回路が構築されています。
言いたいことを頭の中で翻訳せずに英語で言える、物事を英語で考えることが出来る状態です。
英語に触れていないと、この英語の思考回路が錆びついてきます。
言いたいことがなかなか口から出ずもどかしい思いをします。
語彙の逸失
英語が話せなくなるもう一つの理由は、「英単語を忘れる」ということです。
英語の思考回路はまだ生きているのに、英単語が分からないが故に英語が話せない状況です。
何かを言おうとした時に、どのように言えばよいか、つまり「英語の構文は頭の中に浮かぶけれども、その構文に単語を埋められない」状況を言います。
英語を話そうとしても、単語を思い出す時間がかかってしまうため、途切れ途切れの片言のような英語しか話せなくなります。
英語が話せなくなった時の対処法
では、英語が話せなくなってしまったら、どのように対処すれば良いのでしょうか。
即効性があり、且つ効果が大きい方法をご紹介します。
アウトプットの機会を設ける
英語に触れていないので、英語が話せなくなるのだから、再度英語に触れさえすればまた話せるようになります。
英語の思考回路は一度出来上がると、簡単に壊れることはありません。
単純に錆びついてしまうだけなのです。
英語回路は言うなれば、ポンプのようなものです。
英語に長年触れていないと、そのポンプにつまりが起きて、流れづらくなるのです。
もう一度そのパイプに勢いよく水を流してあげれば、つまりが取れて、元の勢いを取り戻します。
おすすめの方法がオンライン英会話です。
月6,000円ほどで毎日30分間英語教師と英会話することが出来るため、低コストで元の英語力を取り戻すことが出来ます。
単語帳をシャドーイングする
もう一つの方法は「シャドーイング」です。
特に単語帳のシャドーイングが効果抜群です。
英語が話せなくなる理由の一つに「語彙の逸失」があるとお話しました。
語彙力を取り戻すには、再び単語を覚える努力をしなければなりません。
ただし、単語帳をひたすら暗記するという作業は必要ありません。
なぜなら、一度覚え、何度も使ったことがあるため、脳の長期記憶として保存されている可能性が高いためです。
シャドーイングは実際に声に出して行うため、脳に刺激を与え、単語を思い出す手助けをしてくれます。
特に単語帳でシャドーイングすることで、効率よく語彙力を取り戻すことができます。
おすすめの単語帳は「DUO 3.0」です。
「DUO 3.0」は例文と一緒に単語を覚えるスタイルの単語帳です。
「DUO 3.0」の復習用CDというものを使うと、1時間で全560の例文が聞けます。
その560の例文の中に重要単語1600語と重要熟語1000語が含まれているため、1時間でこれだけ多くの単語・熟語を総復習することができるのです。
まとめ:英語が話せなくなっても焦らず対処すれば問題ない
英語が話せなくなっても焦る必要はありません。
英語に触れ続けなければ、そうなるのは当然のことです。
また、再度英語に触れると、直ぐにまた英語を話せるようになります。
もし英語が話せなくなったとお悩みでしたら、今回ご紹介した方法を試してみてください。
簡単に過去の英語力を取り戻すことが出来ますよ。