友達がいないぼっち大学生が3年間のツケを払わなければいけないのが「就活」です。
ぼっちだから当然大学に友達がいません。就活は情報が非常に重要ですが、友達がいないため情報がなかなか入ってきません。
またぼっちだから当然、サークルや部活にも入っていないでしょう。そのためESに書くことが全然ないと悩むぼっち大学生は多いはずです。
このように就活で非常に悩んでいるぼっちが多いかと思います。
しかし、ぼっちでも就活で人生一発逆転する方法があります。
今回はぼっちが就活を成功させるための秘策をご紹介いたします。
私は大学時代友達ゼロ、サークルにも入っていませんでしたが、今からご紹介する方法を実際に試した結果、難関企業から何社も内定をいただくことが出来ました。
ぼっちが就活を成功させる方法
就活は一般的に、「説明会」→「ES提出」→「面接」というステップで進みます。
各ステップごとに、ぼっちが就活を勝ち抜くためのポイントをご説明していきます。
説明会
ぼっちは友達がいないのでとにかく情報が不足します。
なので、説明会にはバンバン行きましょう。
合同説明会ではなく、なるべく個別説明会に出ましょう。
特に社員と直接話ができる座談会形式の説明会がオススメです。
人事の採用担当が話すだけの説明会では、通り一遍の情報しか得られないので大した意味はありません。
説明会で得た情報は「志望動機」を考える上で非常に重要です。
しかし人事から得られる情報だけでは、志望動機がどうしても薄っぺらくなりがちです。「座談会」に参加して、実際に働く社員の生の声を聞くようにしましょう。
また、自分から質問して社員からどんどん情報を引き出すようにしてください。
ぼっちには辛いことですが、面接の逆質問の練習だと思い、何とか自分から質問しましょう。
質問の内容は実際に自分が働いた場面が想像できるようなものが良いです。
一番欲しい情報は、その仕事の「やりがい」と、社員がなぜその企業を選んだのかという「志望動機」です。
この二つの情報が志望動機を練る際に役立ちます。
ストレートに「やりがいは?」「なぜこの業界、会社を選んだのか?」と質問しても良いですし、「辛かった経験、嬉しかった経験」や「この業界、会社の魅力と感じている部分は?」と聞いても良いです。
とにかく、志望動機を考える際に役立ちそうな情報を集めることを意識して説明会に臨みましょう。
ES(エントリーシート)
第二の段階にして、一番重要と個人的に考えている部分です。
なぜならESは面接での応答の土台になるものですし、面接はこのESに沿って進められることが多いためです。
ESの出来を高めることによって、面接が非常に楽になります。
とはいっても、ぼっちは学生時代の経験が乏しくなりがちです。友達がいないため、家と大学の往復だけの生活になるのは当然ですよね。
そんなぼっちでもESを書き上げるテクニックをご説明します。
学生時代頑張ったこと
ES、面接での定番の質問「学生時代に頑張ったこと」です。
これに躓き、就活が詰んだと思うぼっちが多いと思います。
しかし諦めるのは早いです。
ぼっちでも生きている限り、何らかの活動をしているわけですから、絶対に書けることはあるはずです。
就活に嘘は許されませんが、誇張ならまあ許容範囲です。この誇張によって、ぼっちでも素晴らしいESを書くことが出来ます。
他の人がやっているのを見ていただけ、でも良いですし、最悪これから自分がやろうと思ってることを、あたかも既に自分がやったかのように誇張すれば良いです。
良心が痛む方は、直ぐに実行に移して現実にしましょう。
「学生時代の頑張ったこと」を考えるにあたって、ポイントは二つあります。
「PDCAという物語を作ること」と「人を巻き込む行動を盛り込むこと」です。
実際の企業活動においても、人を巻き込みながら、PDCAを回すことが非常に重要だからです。そのためPDCAを回した経験をアピールできると、実際に仕事をして活躍している場面がイメージしやすくなるため、人事受けが良くなるのです。
実際に書くときは、下記のようなストーリーに仕立てると効果的です。
P:自分で課題を見つけて、
D:解決するために(人を巻き込む)行動をし、
C:結果を振り返り、
A:改善していく
具体例をあげます。
例えば、ぼっちでもバイトをしている人は多いでしょうから、飲食店などのバイトを例にとってみます。
P:バイトの新人が仕事が出来ず客に迷惑をかけているため、なんとかしたい。
D:マニュアルがないことが理由と考え、マニュアルを作った
C:それでも新人が仕事が出来ないまま。
A:店長や他のバイト仲間からもコツなどを教えてもらうなど手伝ってもらうようにして、マニュアルの質を上げた。
結果、新人が客から褒められることが増えた。
「バイトもしていない」という、どうしようもないぼっちもいるかと思いますが、今からでも良いので短期バイトでも申し込んでください。
それをあたかも長年続けていると誇張しても構いません。
それすらも嫌というぼっちでも、大学生である以上、「勉強」はしているはずです。
例えば、ゼミや卒論が良い例です。
こちらも同様に、ゼミの課題がなかなか進まないという課題に対し(P)、勉強会を開く(D)、上手くいったorいかない(C)、他のゼミ生をさらに巻き込む(A)、などの物語が考えられます。
とにかく、「人を巻き込んだPDCAのストーリーを作る」ことを意識しましょう。
志望動機
志望動機は割とぼっちでも書きやすい部類に入ります。
志望動機を書くポイントは、「学生時代の経験」と「その会社に入って実現出来ること」を結びつけることです。
会社に入ってやりたいことが、学生時代にやってきたことの延長線上にあると非常に説得力が増すためです。
例えば、下記のとおりです。
・「学生時代に人を助けて喜んでもらえることに嬉しさを感じていた」→「人の日々の生活を支えるインフラ系の企業だとやりがいを感じられる」
・「学生時代、人を巻き込んで課題を解決することが楽かった」→「多くの関係者と関わり、一つのプロジェクトを成功に導く商社で働けば、やりがいを感じられる、活躍できる」
ここで重要になってくるのが、先に説明した「社員から得られる生の声」です。
実際に彼らが、就活生のときの志望動機を探り、それをまるまるパクっても良いですし、正攻法で、彼らが日々働く中で感じているやりがいと大学時代に培った自分の価値観を結びつければ、オリジナリティー溢れる志望動機を作ることが出来ます。
面接
最後の難関である面接は、準備が全てです。
最低でも下記の準備を面接シーズンまで終わらせて下さい。
定番の質問には全て答えを用意しておく
奇抜な質問を除いて、面接で初めて考える、といったことがないようにしましょう。
「自分の強み・弱み」「悔しかったこと」「リーダーシップを発揮した経験」など、Googleで「就活 質問例」など調べて、それら質問への回答を全て準備しましょう。
「メモの魔力」という本の巻末に自己分析に関する質問1000題があるのですが、そちらに取り組むのも非常に効果的です。
事前の準備をすればするほど、面接で怖いものがなくなり、自信をもって面接に望めるようになります。
その自信の表れが、面接官の目には「頼もしい」と映り、高評価に繋がるのです。
鏡の前で、定番の質問の受け答えの練習をする
上記で考えた質問を、そらんじれるよう、鏡の前で何度も練習しましょう。
ぼっちで普段あまり話しをしないため、練習していないと上手く言葉が出てきません。なので、念入りにやりましょう。ぼっちで友達がいないので、一人でやるしかありません。
鏡の前でやることによって、自分が話しているときの表情がわかります。
表情が暗くないか、不自然に話していないかチェックするようにしましょう。
自分の練習風景をビデオにとって見返すと、「えー」や「あー」といった細かい癖にも気づくことが出来るのでよりおすすめです。
鏡の前で何度も練習すると、本当に面接が怖くなくなります。頭で何も考えずに、言葉が出てくるようになるからです。
笑顔の練習をする
笑顔も非常に重要です。
就活生は「爽やかさ」がとても大事です。
面接官が「就活生=フレッシュ」というイメージを無意識に抱いているため、それに応えてあげなければなりません。
仏頂面で質問に答えるより、ニコやかに質問に答える就活生の方がウケがいいのは当然ですよね。
これも鏡の前で、笑顔を作って練習してみてください。
友達いないから笑い方を忘れた、という方は、割り箸を口に咥えながら、目尻を下げるようにしてください。これだけで笑顔が完成します。
あとは、このときの筋肉の動きを覚えて、ひたすら鏡の前で繰り返してください。
正直、笑顔で受け答えしておけば、一次面接は余裕で通るようになります。
まとめ:ぼっちでも就活で逆転できる!
ぼっちで絶望している人も希望を持って就活に取り組んでください。
ぼっちが人生逆転できるラストチャンスが「就活」です。
今回ご紹介した方法を実践頂ければ、周りのリア充に引けを取らない結果を手にすることができるでしょう。
就活を成功させて、友達がいない人生をリセットして、新しい社会人生活を迎えましょう!