ゼロ秒思考にはものすごい効果があります。
やるだけで頭の回転も早くなり、深い思考も可能となります。
ただゼロ秒思考ってなかなか続けることが難しいですよね。
実際に私も定着するまで、止めては再開の繰り返しでした。
しかし続けるコツを掴んでからは、3年以上ほぼ毎日10枚のメモ書きを続けています。
ゼロ秒思考は続ければ続けるほど効果があるので、止めてしまうのはもったいないです。
今回は3年以上ゼロ秒思考の「メモ書き」を続けている私が続けるコツをご紹介します。
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ゼロ秒思考のテーマが思いつかない人へ。100以上の例題とテーマを考えるコツを紹介
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目次
ゼロ秒思考が続かない原因は?
多くの人がゼロ秒思考の効果を実感しているのに何故続けることが出来ないのでしょうか。
以下の3つの要因があると考えられます。
- 効果を感じないから
- ネタがないから
- 10枚まとめてやってしまうから
順を追ってご説明します。
効果を感じないから
続かない一番の原因はメモ書きの「効果を実感出来ない」ことでしょう。
メモ書きの効果を実感出来ないのだから、モチベーションが下がり続けられなくなるのは当然ですよね。
メモ書きを始めた当初は効果を実感出来たが、だんだんと惰性で続けるようになり、メモ書きの効果が薄れ、最終的には止めてしまう、ということも多いと思います。
メモ書きの「ネタ」がない
メモ書きの効果は感じているのに、どういうテーマでメモ書きすれば良いか分からなくなることはありませんか?
実際にメモ書きをしている時間より、どういうテーマでメモ書きすれば良いかを考える時間の方が長くなりますよね。
そうすると次第にメモ書きするのが億劫になり、ついにはメモ書きを止めてしまうのです。
まとめてやってしまうから
「ゼロ秒思考」では、1日10枚メモ書きすることが推奨されています。
メモ書きが続かないひとは10枚一気にやろうとしていませんか?
1枚1分とすると、10枚で10分かかります。
準備やネタを考えている時間なども含めると20分以上かかるでしょう。
20分のまとまった時間を確保するのは以外に難しいですし、20分の作業と考えると面倒に感じてしまいます。
ゼロ秒思考を続けるコツ
以上の続かない原因に対して、効果的な対策をご紹介します。
60秒を厳守するため、タイマーを使用する
ゼロ秒思考の効果を実感出来ない一番の理由は、1枚60秒以内というルールを厳守していない、ことです。
この1枚60秒という制約がゼロ秒思考をゼロ秒思考たらしめているのです。
時間をかけてメモ書きしても、それはただの”メモ”になるだけです。
60秒で1枚を書き終えるという制約は、脳のリミッターを解除する役割を果たし、通常以上の速さと質で思考することを可能にするのです。
この60秒という制約を守るためのコツは「タイマーを使う」ことです。
ストップウォッチやスマホのタイマーなどを用いて、
60秒を意識しないと知らない内に60秒を超えてしまいます。
楽な方に流れるのは当然のことです。
これを避けるために、タイマーを使いましょう。
メモ書きの効果を実感出来ること間違いなしです。
ネタをストックしておく
メモ書きのテーマやネタを考えることが面倒であれば、事前にネタを貯めておき、いつでもメモ書き出来る状態を作っておくことが有効です。
下記記事にメモ書きのテーマ例を紹介していますので、これらをテーマにメモ書きすれば楽ですよ。
いつでも思い付いたらやれる環境を整える
まとめて10枚メモ書きしようとするのは、「いつでもどこでもメモ書き出来る環境」がないからかもしれません。
メモ書きをやろうと思いついても、「紙とペンを取り出し、机に向かう」という動作があると億劫になってしまいます。
後でメモ書きしようと思っても、その時の考えや悩みは雲散霧消してしまいます。
後から書こうと思っても、その時の熱量を既に失われてしまうのです。
私は職場や自宅のデスクの見える位置に、紙とペンを常備しており、いつでもメモ書きを出来る体制を整えています。
出先などどうしてもメモ書きが出来ない場合は、最悪Evernoteなどで記録しておき、直ぐにメモ書きするようにします。
無理に10枚やろうとしない
「ゼロ秒思考」では1日10枚が推奨されていますが、習慣化されるまでは、無理に10枚やろうとしないことです。
やってみるとわかると思いますが、意外に10枚は難しいです。
せっかく3枚メモ書きしたのに、1日10枚という目標を設定していると、目標未達成となりモチベーションが下がってしまいます。
1日3〜4枚でも良いので、まずは毎日続けることを目標に取り組んでみましょう。
まとめ
メモ書きの効果は即効性がありますが、継続することで自分の思考力が底上げされます。
メモ書きは続けることが何よりも大切です。
継続することで、メモ書きがライフワークとなり、思考する上で当然のツールとなります。
ここまでくると、瞬時に問題を整理し、問題の原因分析と解決策立案を淀みなく出来るようになります。
いわゆる「ゼロ秒思考」が可能となるのです。
今回ご紹介した続けるコツを参考にして頂き、是非「ゼロ秒思考」の境地に達してください。
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