「リーディングの方が点数が高いけどどうなの?」と気になる方は多いでしょう。
私もTOEICでずっとリスニングよりリーディングの方が点数が高く、悩みました。
実際「リーディングの方が点数が高い」という人は少数派です。
リスニングの平均点が320点なのに対し、リーディングの平均点は260点ほどです。
60点も平均点に差があるため、「リーディングの方が点数が高い」というのはかなり珍しい状態なのです。
ただ実は「リーディングの方が点数が高い」というのは非常に好ましい状態なのです。
この記事では、なぜ「リーディングの方が点数が高い」のが良いのか、そこから効果的に点数を上げる方法をご紹介します。
目次
リスニングの方が低くても問題ない!むしろ有利!
リスニングの方が点数が低いと、「どうしてこんなにリスニングが出来ないのか、、、」
「自分は耳に欠陥があるのでは?」と凄い不安になりませんか。
しかし、全く心配しなくていいのです。
リスニングの点数が低い人はその後、点数が急上昇するはずです。
リーディングの点数を伸ばすのはものすごく時間がかかります。
単語や文法だけでなく、長文読解など多岐にわたる対策が必要になるからです。
しかしリスニングの点数を伸ばすことはそれほど難しくはありません。
リスニングの平均点の高さが物語っているように、問題がすごく簡単なのです。
リーディングの点数の方が高いということは、単語や文法など基礎力が身についているということです。
聴く力以外はリスニングに必要なスキルは身についているのです。
従って、英語に耳が慣れさえすれば、あるいはリスニングのコツさえつかめばすぐにTOEICの点数が急激に上がるのです。
実際に私もずっとReadingの方が点数が高い状態が続いていましたが、TOEICの点数を急速に上げる事が出来ました。
下記が私の点数の推移です。
1月 | 5月 | 7月 | 10月 | |
Listening | 220 | 340 | 410 | 470 |
Reading | 390 | 410 | 440 | 450 |
Total | 610 | 750 | 850 | 920 |
通常はTOEICの点数をすぐに上げるのは難しいのですが、リーディングの点数が高いひとはこれが可能なのです。
リーディングよりリスニングの方が低い人が点数を爆上げするためにやるべきこと
リーディングでやるべきこと
リーディングの点数が高い方は、基本的にTOEICの公式問題集を解くなどの実践的な対策だけで問題ありません。
基礎が出来ているため、場数を踏んでTOEICに慣れれば点数は自然と上がってきます。
+αの対策をするのであれば、長文をより早く読めるよう日々練習することです。
余裕をもってリーディングの問題に取り組むことが出来ます。
確実に最後まで解ききって、答案に自信がない問題を見直せるので、点数の底上げが出来るようになります。
リスニングでやるべきこと
リスニングの点数の方が低い人は、「英語に耳が慣れていない」ことが原因です。
リスニング問題のスクリプト(文章)を見れば、全て理解することが出来るはずです。
問題は、英語を聞き取れていないことなのです。
英語はリンキングやリダクションなど独特の発音のルールがあります。
みなさんは、それらの英語独特のルールに慣れていないため、リスニングで点数を取る事が出来ないのです。
そのため、効果的な対策は、それら英語の発音ルールに慣れることです。
一度コツを掴んでしまえば、今までなぜ聞き取ることが出来なかったのかと驚くほど、スラスラと英語を聴くことが出来るようになります。
英語に耳を慣らすための具体的な方法は下記記事で紹介していますので、あわせてどうぞ。
まとめ:リーディングの方が高い人はTOEICの点数が直ぐ上がる!
平均点がリスニングの方が高いのに、「自分はリスニングの点数が低い」と悩んでいる方は自信を持ってください。
ものすごく有利なのです。
少しの対策だけで、短時間で爆発的にTOEICの点数を上げることが出来ます。
リスニングの勉強をしてもなかなか点数が上がらず、焦るかもしれません。
ただ、リスニングはある変化点を迎えると、そこから一気に英語が聴けるようになります。
必ずリスニングの点数は伸びますので、今回ご紹介した方法を参考に是非勉強に取り組んでみてください。