新年度に入り、部署異動された方も多いのではないでしょうか。
あるいは、ずっと部署異動を希望しているのに、なかなか異動できないという方も多いのではないでしょうか。
望んで新しい部署に配属になった、望んで今の部署に留まっているという方は素晴らしいことです。
しかし、希望通りの配属となっていないという方は「このままでいいのか」という漠然とした不安を抱いていませんでしょうか。
特に長い間望まない仕事を続けていると、仕事のやる気も低下し、成果も上げづらくなり、その結果、ますます自分のやりたい仕事から遠ざかってしまい、非常に危険です。
そんな方には是非「転職活動」をされてみることをおすすめいたします。
転職なんてしたくない、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、何も本気で転職活動する必要はありません。
あくまで、キャリアに対する不安を解消するためだけに、「転職活動」をするのです。
転職活動をすると以下のような効果を得ることが出来るため、キャリアに対する不安を解消することが出来ます。
- 自分の市場価値を知ることが出来る
- 自分の知識・経験を整理出来る
- 自分の強み・弱みが明確になる
- どういった人材が市場で評価されるのか分かる
- 仕事のモチベーションアップに繋がる
目次
自分の市場価値を知ることが出来る
長年同じ仕事を続けていると「今のままで良いのだろうか」「自分は成長できているだろうか」と不安になって来ると思います。
転職活動をすると、転職エージェントとの面談や企業面接を何度でも繰り返し、その都度フィードバックを得ることが出来ます。
これは非常に画期的なことです。
通常、企業勤めだと、自分に対するフィードバック(業績評価)は1年間に1度、あるいは半年に1度だと思います。
しかし転職活動では、何度も何度も自分が満足するだけフィードバックを得ることが出来ます。
しかも、会社の業績評価ではせいぜい上司1~2人からフィードバックをもらえるだけですが、転職活動では、何人もの異なる人からフィードバックを得ることが出来るので、偏りがなく非常に信頼性のあるフィードバックを得ることが出来ます。
面接に通った、通らなかった、という非常に単純なフィードバックだけでなく、「なぜ落ちたのか」「なぜ通ったのか」という情報を面接官が開示してくれます。
これにより、自分のどういった部分が評価されていて、どういった部分が不足しているのを明らかにすることが出来ます。
1つの会社の中だけの評価でなく、市場からみた「本当の自分の実力」を知ることが出来るのです。
自分の知識・経験を整理出来る
新卒の就職活動同様、転職活動においても履歴書を書く必要があります。
転職活動においては、さらに「職務経歴書」というこれまで自分がどういった仕事をし、どういう成果を上げたのかを記す、書類も用意する必要があります。
この職務経歴書を作成する過程で、これまで自分がどういった事をやってきたのか、を言語化する事ができます。
普段意識していないと、日々の仕事を振り返り「なぜそれをやろうと思ったのか」「なぜ上手くいったのか」「なぜ失敗したのか」といったことを考えることはないと思います。
これは非常に悲しい事です。
苦労して成し遂げた事を言語化しないばかりに、自分の経験則として蓄積出来ず、次同じようなことが起きても再現出来ない、あるいは同じように苦労を繰り返してしまいます。
成功した場合に「なぜ成功したのか」、失敗した時には「なぜ失敗したのか」を考えることで、仕事に再現性を持たせることが出来、次同じようなことが起こった時に前回より上手く出来るようになる=成長することが出来るのです。
転職活動では、エージェントや企業面接官からの鋭いつっこみに対し、論理的に答える必要があるため、自分の過去の経験をつぶさに観察し、言語化していく必要があります。
こうした作業を通して、自分の知識・経験が真の意味で自分のものとなっていくのです。
自分の強み・弱みが明確になる
繰り返しになりますが、転職活動で繰り返し面談・面接を受ける事で、多くのフィードバックを得る事ができます。
面談・面接前にももちろん自分で「強み・弱み」を分析しますが、第三者からの評価が全てです。
実際の私の経験で言うと、「コミュニケーション能力に欠ける」という自己評価を下していましたが、面接官のフィードバックは「コミュニケーション能力が秀でている」というものでした。
これには非常に驚きました。
私の場合、社交的でない、口下手、という属性からコミュニケーション能力が弱いと勝手に判断していましたが、第三者の評価は「自分の伝えたい事を論理的に伝えることが出来る」「人の話の聞き方が上手い」というものでした。
もちろん逆の場合も然りですが、独りよがりの判断でなく、第三者それも複数から評価されるため、本当の自分の強み・弱みをしることができます。
どういった人材が市場で評価されるのか分かる
転職エージェントの方は、毎日企業の採用担当と接しており、企業の生の声を知っています。
彼らは日々企業の採用担当から、「こういう人材はいないか?」「こういう経験をもつ人がほしい」といった要望を聞いています。
彼らとの面談を通して、「どういった人材が市場で人気なのか」「どういう経験が受けが良いのか」を知る事ができます。
この客観的な声は非常に重要です。
こうした企業のニーズを知らずに働いていると、一生懸命働いているのに、企業からは評価されない、といった悲しい事態になりかねません。
逆に転職活動を行うと、「この仕事は履歴書に書ける内容だ」「この仕事は市場の受けが良くない」「あの仕事は受けが良いため、絶対にやろう」といった目線で仕事が出来るため、キャリアアップに非常に効率的な働き方ができます。
仕事のモチベーションアップに繋がる
転職活動をすると、少なからず凹む場面があります。
自分がこれまでやってきた事が評価されない、上手く面接で受け答えできない、面接に連敗する、などです。
特に、毎日だらだら漫然と仕事をしているだけだと、当然こうした事態に見舞われます。
正直、焦ります。
しかしこの焦りこそが、現職の仕事のモチベーションに繋がるのです。
「自分ではやりきったつもりだが、まだまだやる事があった。」
「自分では仕事が出来るつもりだったが、井の中の蛙だった。」
こうした気づきが得られるだけでも、十分に転職活動する価値があります。
まとめ:将来のキャリアが不安なら直ぐ行動すべき!
今の仕事に不満を持たれている方、あるいは将来のキャリアに不安を抱かれている方、是非「転職活動」してみて下さい。
これまで得られなかった刺激を得る事が出来ます。
転職エージェントとの面談は無料で出来ますので、まず面談だけでも良いので是非試しにやってみてください。
ー おすすめ転職エージェント ー
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