ムカつく部下を持つとストレスが半端ないですよね。
「そいつの声を聞いてるだけでイライラする」
「そいつが何をするにしても無性にムカついてくる。」
こんな風に思うことはありませんか?
このご時世、強く指導しようとすると「パワハラ」と言われかねないので、どうしたらいいか悩んでいる上司の方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ムカつく部下の特徴とそんな部下を持ったときの対処法についてご説明します。
目次
ムカつく部下の特徴
仕事が出来ない
一番多いパターンは、「仕事が出来ない」部下を持つことだと思います。
彼ら彼女らは基本的に頭が良くないのでしょう。
「こちらが30分もあれば終わると考えて任せた仕事を半日以上時間をかけている、、」ということが良くあると思います。
他の部下・後輩と同じように教えても、全く理解できないのです。
何度も同じことを教えなければなりません。
自分の頭で考えないためくだらないことばかり質問してきて余計にイライラしますよね。
反抗的
なめてる部下を持つとかなりイライラします。
このタイプの部下は自分に自信があるやつが多いですね。
それなりに仕事で成果を出している場合があります。
成果を出しているだけあって強く指導できないのも余計にストレスが溜まってきます、、、
こちらの指示に従わなかったり、指示に対して口答えしてくることがありますよね。
持っている情報も思考の量も役割の大きさも部下とは段違いなのに、視座の低い部下はこれらを考慮せず、偉そうな口を叩いてきます。
「そんなことは分かってる!!」こう言いたくなりますよね。
やる気がない
部下のやる気がないとムカつきません?
主体性がないのか、自分から発言しなかったり、言われたことしかやらなかったり。
いわゆる指示待ち人間ですね。
仕事は出来ないが一生懸命やっているやつは何とかしようと思いますが、やる気のない部下に対してはイラ立ちしか覚えません。
何を言えば、彼ら彼女らに響くのか理解出来ません、、、
ぼそぼそと覇気がない
挨拶をしなかったり、こちらが挨拶をしても返事しなかったり、人としての基本がなってないやつがいます。
こういう部下を持つと地味にイライラします。
小さい声でぼそぼそ話す部下もムカつきますね。
正直覇気がないやつを見るだけでもイライラするという人は多いと思います。
覇気がない人で仕事ができる人は一人も見たことありませんからね。
嘘をつく
これは人としてのクズで、もはや論外ですね。
自分のミスを隠したり、怒られるを避けるために嘘をつく部下がたまにいます。
ここまでくると怒りを通り越して呆れてしまいます。
ムカつく部下の対処法
こうしたむかつく部下への効果的な対処法を紹介します。
異動させる
一番効果的なのは「異動させる」ことです。
人事や自分の上司、あるいは人事権をもつ役職の人に働きかけましょう。
もちろん理由は個人的なムカつくという感情ではなく、客観的な事実で説明しましょう。
下記のように説明すると良いでしょう。
「今の部署は部下の適正から外れている」「ミスが多く仕事に支障が出ている」「部内・課内にとってモチベーションの低下になる」
「部下の異動以外に選択肢がない」あるいは「異動が会社にとって全体最適」と納得できる説明が出来れば異動させることはそれほど難しいことではありません。
注意・指導する
簡単に異動させられない場合も多いと思います。
そんな時は、何とか改善させる方法を考えましょう。
「ムカつく理由は何か?」とまずは自分がなぜ部下にイライラするのか原因を抽出しましょう。
その原因を改善させる方法がないか考えましょう。
「仕事が出来ない」が原因であれば、「どうすれば仕事ができるようになるか」必死で考え指導しましょう。
生意気なのであれば、ちゃんとそれを伝えましょう。
「自分がムカついているから治せ!」ではなく、顧客・他部署から不快と思われている、とあくまで客観的事実に基づいて指導しましょう。
諦める
異動も指導もダメなら割り切るしかありません。
上司としての必要最低限のことだけ以外はコミュニケーションを取らないようにしましょう。
ムカつく部下と関わるからストレスになるのです。
部下に何も期待しなければ、イライラしづらくなります。
部下に期待して裏切られるから腹がたつのです。
そんな部下にイライラさせられるのは損です。
放っておいて自分のやるべきことだけをやりましょう。
ムカついても部下にやってはいけないこと
最後にムカついても部下にやってはいけないNG行動を紹介します。
自分がフリな状況に陥りかねないので念のためにお伝えしておきます。
無視
ムカつくからといって無視するのは止めておきましょう。
大人げない行動で部下と同じレベルに落ちてしまいます。
それに何より部下に強いストレスを与えますので最悪パワハラと通報されかねません。
そうなるとあなたのキャリアの道も閉ざされてしまいます。
無視してしまうとムカつく部下以外の部下も萎縮してしまいチーム全体のパフォーマンスも落としてしまいます。
潰す
ムカつくからといって部下を潰そうとするのは一番やってはいけません。
気持ちはわかりますが、リスクが非常に高いです。
チーム全体が萎縮して生産性が下がりますし、パワハラと言われるリスクがあります。
怒鳴りつけて萎縮させたり、露骨に仕事を振らなかったり、わざと失敗させるような課題を与えて無能感を植え付けるなど。
確かに潰して退職させるのには効果的かもしれませんが、部下が鬱になると一発であなたは飛ばされます。
絶対にやめておきましょう。
まとめ:むかつく部下への対処法
最後にもう一度ムカつく部下への対処法を以下にまとめます。
- 異動させる
- 注意・指導させる
- 諦める
管理職になると誰しもが一度は「ムカつく部下」を持つと思います。
そんな部下に上手く対処できるのがデキる上司です。
ムカつく部下をお持ちの方はこの記事でご紹介した方法を参考に上手く付き合う方法を考えてみてはいかがでしょうか。