仕事や受験で高い成果を出すためには、集中して取り込むことが非常に重要です。
しかし、皆さんにも経験があるかと思いますが、勉強中や仕事中、ついスマホを見てしまったり、他のことを考えてぼーっとしてしまうことがあります。
勉強や仕事に集中して取り組めないと、同じ時間をかけても質の悪いインプット、アウトプットにしかならず、ライバルに負けてしまいます。
集中力を高める方法はいくつもありますが、今回は小手先のテクニックではなく、集中力を底上げする方法をご紹介します。
十分な睡眠をとる
結局、集中力というのは、1日に上限が決まっており、朝起きた瞬間から目減りしていきます。
睡眠をとることでその集中力が回復するのです。
そのため十分に睡眠を取ることは、集中力を回復させるのに有効なのです。
睡眠不足が集中力、思考力を著しく低下させることは様々な研究でわかっています。
みなさんも経験があるかと思いますが、徹夜明けや連日睡眠不足が続くと、頭がぼーっとしたり、注意散漫になったりします。
こうした状態で勉強や仕事をしても全くうまく行きません。
徹夜して夜通し勉強や仕事するよりも、しっかりと睡眠を取ってから勉強や仕事に取り掛かる方が集中力を高く保つことが出来、結局生産性が良いのです。
有酸素運動する
有酸素運動も集中力強化に非常に有効です。
運動によってADHD(注意欠陥・多動性障害)が改善する、という研究があり、特に有酸素運動が集中力強化に効果があることが科学的にわかっています。
また運動することによって、疲労が程良く溜まりより質の高い睡眠を取れるようになる副次的効果もあるので、集中力を高めるためには効果てきめんです。
運動は、毎日最低30分の有酸素運動が集中力強化に良いとされています。
瞑想する
脳みそは絶えず意識的にも、無意識的にも思考を続けています。
脳が思考の自動操縦をしている間、集中力はどんどん目減りしていきます。
先ほどご説明したとおり、1日の集中力の上限は決まっているため、脳みそが絶えず無意識的に思考を続けていると集中力が著しく低下してしまいます。
この脳の自動操縦が朝起きた時から続くため、脳が疲労して集中力が低下します。
そのため、瞑想が集中力を高めることに非常に有効なのです。
瞑想している最中は、「いま、ここ」にだけ意識を向けます。
その間は過去のことも、未来のことも関係のないこと一切の思考を遮断します。
瞑想の間は、脳の自動操縦の活動が低下するため、集中力強化に効果があると言われております。
瞑想も同じくADHDの改善に効果があるということが研究から分かっています。
まとめ
ネットや本などで集中力を高める方法が数多く紹介されていますが、そのほとんどは小手先のもので、長期的にみて集中力を底上げするものではありません。
そうしたテクニックももちろん効果的で手軽なのですが、本当に集中力を強化したいのであれば、今回ご紹介した、睡眠、運動、瞑想を続けることが一番効果的です。
こうしたことは最初は辛く、大変なものと感じてしますかもしれませんが、慣れれば何も意識せずにできるようになります。
皆さんが日々、歯磨きやお風呂に入ることに苦痛を感じないのと同じことです。
集中力が高まると、勉強や仕事で驚くほどパフォーマンスが向上し、人生が好転していきます。
是非取り組んでみてください。