大学受験のおすすめ英語参考書ルート【レベル別・志望校別】

「英語の参考書が多すぎてどれを選べば良いか分からない」

「この参考書で勉強して本当に偏差値が上がるか不安」

このような悩みを持たれる受験生は多いと思います。

実際英語の参考書って多すぎですよね。

 

そこでこの記事では、志望校別・偏差値別に順番通りにやれば確実に偏差値が上がる効率的な参考書ルートをご紹介します。

確実に偏差値を上げる英語参考書ルート

英語の勉強方法は下記図のとおり「単語→文法→英文解釈→長文」という流れで勉強するのが最も効率的です。

ただし、みなさんの現在のレベルや志望校の偏差値に応じて勉強すべき参考書は変わってきます。

 

難関大学でなければ英文解釈は基礎レベルだけで問題ありませんし、日東駒専以下の中堅私大であれば「文法・標準レベル」まで勉強すれば十分です。

単語・文法・英文解釈・長文多読それぞれの分野におけるオススメの参考書を紹介するとともに、どういった順番(ルート)で勉強するのが最も効率的かをご説明します。

 

おすすめの英語参考書

参考書ルートをご紹介する前に、絶対にやるべきオススメ参考書をご紹介します。

単純にオススメの参考書を羅列するのではなく、レベルに応じて「基礎」「標準」に分けてご紹介します。

これからご紹介する参考書を組み立てて、効率的に勉強できる参考書ルートをご紹介します。

 

英単語編

単語帳を選ぶ際の基本方針は「羅列型」の単語帳を選ばないということです。

羅列型の単語帳は単語→日本語訳と1対1になっているターゲットのようなものを言います。

なぜオススメしないかというと記憶に定着しづらいためです。

この記事では、短期間で効率的に暗記できる単語帳をご紹介します。

 

基礎

まずは中学〜高1・2レベルの単語帳です。英語が苦手な方はこちらから取り組むようにしてください。

 

速読英単語入門編
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特徴

  • 長文を読みながら単語を覚えるスタイル
  • 単語がどういった使われ方をするのか理解しやすい
  • 単語は高1〜2レベル

こんな方におすすめ

  • 偏差値50前後の方
  • 羅列型・暗記型の単語帳が苦手な方

Z会が出版する「速読英単語 入門編」です。

長文を読みながら英単語を覚えていくスタイルの単語帳です。

下記のように100~200語程度の文章のなかに覚えるべき単語が散りばめられています。

The history of music is very old. ...(略)... But people have always loved it. Perhaps people can't live without music.

文章の中で、どのように単語が使われているかわかるため、その単語の意味を推測しやすい=覚える時の手がかりとなり、効率的に単語を覚えることが出来ます。

長文も易しいものばかりですので英語初学者にオススメです。

 

システム英単語Basic

特徴

  • 羅列型であるがフレーズも掲載されているため単語の使われ方を理解しやすい
  • 大学入試の頻出度順に単語が並んでいるため効率的に勉強できる
  • レベルは高1〜センター試験

こんな方におすすめ

  • 偏差値50前後の方
  • 自分に適したレベルの英単語のみを覚えたいという方

「システム英単語 Basic」は、英単語と日本語訳が対となっている羅列型の単語帳ですが、例文やフレーズも収録されている単語帳です。

フレーズが掲載されているため実際の長文でどのように使われるのかを理解しやすい仕組みになっています。

また大学受験入試の頻出度順に単語が並んでいるため自分の志望校のレベル以上に勉強するということがないため効率的です。

 

標準

「基礎レベルの単語帳が終わった」「高校で問題なく授業についていける」という方は標準レベルの単語帳に取り組んでください。

単語は英語の基礎ですので必ずマスターするようにしてください。ただし標準レベルの単語帳は短期間で暗記する必要はなく、英文解釈のパートまでゆっくり他の参考書と並行して学習するようにしてください。

 

DUO3.0
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特徴

  • 1〜2文の文章とともに英単語を覚えるスタイル
  • 単語の使われ方・ニュアンスを理解しやすい
  • 短期間で効率的に単語を覚えることが可能
  • レベルはセンター試験〜難関大学

こんな方におすすめ

  • 基礎レベルの単語の意味は分かる方
  • 短期間で効率的に単語を覚えたい方

「DUO 3.0」は下記のように文章の中に覚えるべき英単語が散りばめられています。

We must respect the will of the individual.

個人の意志は尊重しなければいけない

上の例のとおり、例文1つに対し複数の英単語が散りばめられていますので、非常に効率的に勉強することが出来ます。

DUO 3.0では計560の例文があり、その例文を学ぶだけで、重要単語1600語と重要熟語1000語を効率的に覚えることが出来ます。

「DUO 3.0」は「DUO 3.0/CD復習用」という復習用CDを絶対に活用すべきです。

このCDを使えば60分で560の例文を一度に復習することができます。

つまり1時間で重要単語1600語と重要熟語1000語を復習することが出来ます。

通常の単語帳の場合、一周するのに何時間もかかりますが、このDUO 3.0なら1時間で1周出来てしまいます。

何度も繰り返すうちに英文まで覚えてしまうため英作文対策にも非常に効果的です。

>>>「DUO 3.0の効率的な勉強方法」

 

システム英単語
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特徴

  • 羅列型であるがフレーズも掲載されているため単語の使われ方を理解しやすい
  • 大学入試の頻出度順に単語が並んでいるため効率的に勉強できる
  • レベルはセンター試験〜難関大学

こんな方におすすめ

  • 基礎レベルの単語の意味は分かる方
  • 自分に適したレベルの英単語のみを覚えたいという方

「システム英単語」は「システム英単語 Basic」と同様の構成で扱う単語レベルがセンター試験〜難関大学となっています。

頻出度順に単語が掲載されているため無駄なく効率的に単語を覚えることができます。

 

英文法

次は文法編です。

文法も単語と同じく英語の土台をなすものです。必ずマスターすることを心がけてください。

 

基礎

中学レベルから怪しいという方は基礎レベルの参考書から取り組みましょう。

 

大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】

特徴

  • 説明が話し口調、イメージ図が豊富で分かりやすい
  • レベルは中学生〜高2

こんな方におすすめ

  • 文法が全く分からない方
  • 他の文法参考書が続かない方

 

「大岩のいちばんはじめ英文法【超基礎文法編】」は中学レベルからやり直そうとする人に最適な文法参考書です。

説明が話し口調であったり、イメージしやすい図が豊富であったりと実際に授業を受ける感覚で勉強することができます。

「英語が全くダメ」という方の最初の参考書としてオススメしたい参考書です。

 

安河内の英語をはじめからていねいに【完全版】

特徴

  • 説明・図・レイアウトが分かりやすく工夫されている
  • レベルは中学生〜センター試験
  • 例文と復習問題が豊富でアウトプットしやすく記憶に定着しやすい

こんな方におすすめ

  • 文法が全く分からない方
  • センター試験〜中堅大を目指す方

こちらの参考書も話し口調で書かれているため堅苦しくなく、スイスイ読み進められます。

「大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】」と違い、練習問題・演習問題が豊富に掲載されています。

しっかりインプットとアウトプットを繰り返すので、文法を勉強する時にありがちな「参考書を読み終えたけど、いざ問題を解こうとすると全く分からない」という事態に陥ることがありません。

 

標準

「中学レベルは問題ない」「別に英語は苦手ではない」という方はこちらから取り組むようにしてください。

紹介する参考書は分厚いものばかりですが、文法は本当に重要なので、焦らずしっかり身につけましょう。

 

総合英語 Evergreen
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特徴

  • 基礎〜最難関大まで文法知識を網羅的にカバー
  • 全670ページと非常に詳しい情報まで掲載されている
  • 「過去形」「動名詞」「仮定法」など単元ごとに掲載されているため辞書的にも使用可能
 

こんな方におすすめ

  • 中学レベルの文法は問題ない方
  • 東大・京大・早慶など最難関大を目指す方
  • 高2〜高3春など時間に比較的余裕がある方

大学受験の文法参考書の定番が「総合英語 Evergreen」です。

この参考書は670ページもあり非常に分厚く、英語の文法を全て網羅している辞書のような本です。

もちろん全ページやり込む必要はありません。

分かるところは読み飛ばして、分からない・苦手な箇所だけ読み込めばOKです。

この参考書は「過去形」「仮定法」など各章ごとに、下記のように3つの構成分かれています。

Part 1「なぜを理解する」
Part 2「基本を確認する」
Part 3「より深く学習する」

この本の使い方は簡単で、Part1から3まで順番に読んでいくだけです。

「時間に割と余裕がある」「英語を得意分野にしたい!」という方はPart3まで読み、「入試まで時間がない」という方は、Part2までで問題ありません。

辞書的な使い方も出来ますので、「英文解釈」「多読」のパートにおいて、文法でわからないことがあればこの本に立ち返るようにしましょう。

この本に書いてることを全て理解できるようになれば、絶対的な英語の基礎を手に入れたことになるため、後の英語学習が非常に楽になります。

 

Next Stage

特徴

  • 問題を解きながら文法知識を鍛えていくアウトプットのための参考書
  • 約1600の文法問題が掲載されており、センター試験〜東大までこれ一冊でカバー
 

こんな方におすすめ

  • ある程度文法の基礎がある方
  • 早慶・旧帝大など最難関大を目指す方
  • 高2〜高3春など時間に比較的余裕がある方
  • 文法問題を得点源にしたい方

「Next stage」はアウトプット用の参考書として使用します。

ある程度文法知識がある方が基礎固めに使ったり、「Evergreen」などのインプット用参考書と並行して使います。

例えば「Evergreen」と並行して使う場合は、「Evergreen」で学んだ章に対応する問題のページを開き、その文法問題を解くのです。

「Next stage」は以下の通り6パート構成になっています。

Part1:文法
Part2:語法
Part3:イディオム
Part4:会話表現
Part5:単語・語彙
Part6:アクセント、発音

Part1の文法とPart2の語法だけやればOKです。

それでも「Next stage」は問題数が多いため、スピード重視でテンポ良くすすめましょう。

考えてもわからなければ、すぐ答えを見る。分かれなければ、他の辞書的文法参考書を読み込む、という流れで勉強しましょう。

この作業を繰り返しやれば、センターの文法問題が楽勝で満点取れるようになります。

 

英文解釈

単語、文法が終われば英文解釈のパートに移ります。

文法、単語は分かるが英文が読めない人が英語を読めるようになるまで持っていくのが英文解釈です。単語と文法を有機的に結びつける英語という仕組みを学びます。

つまり英語を読む際のルールを学んでいくパートです。

英文解釈の参考書の勉強法は、「例題を全文和訳する」ことです。

基礎が身についていないのに、頭の中だけで翻訳するとなんとなく感覚で訳して誤魔化してしまいます。

それを避けるために面倒ですが全文和訳しましょう。

そして必ず2周以上しましょう。英文解釈は英語勉強の肝です。

確実にマスターするため、先に進みたい気持ちを抑え、繰り返し復習しましょう。

 

また英文解釈だけは独学だと難しいという方もいます。

どうしても苦手に感じる人は映像授業や第三者による添削のサービスを利用した方が効率的です。

>>>「独学だと不安な人必見!オススメ通信教育ランキング

 

基礎

英文解釈パートでは英語が苦手でも得意でも基礎レベルから取り組みましょう。

 

ビジュアル英文解釈Part1

特徴

  • 英語を左から右へと自然に読むことに重点を置いている
  • 先生と生徒の対話式で進め、躓きやすい箇所を集中に学習できる
  • これ一冊でMARCH・中堅国公立の英文は余裕で読めるようになる
 

こんな方におすすめ

  • 単語文法知識はあるが、なんとなくで英語を読んでいる方
  • 早慶・旧帝大など最難関大を目指す方

「ビジュアル英文解釈」は20年前に出版された参考書ですが、今尚絶大的な人気を誇ります。

毎年数多くの参考書が出版されている中、20年以上の「英文解釈の定番」であり続けているということは、それだけこの参考書の効果が確かであるということです。

「ビジュアル英文解釈」はPart1,Part2に分かれております。

Part1だけでもMarch、中堅国公立の入試問題は余裕で解けるようになります。

Part1は全35の例題が掲載されており、その例題を解きながら英文解釈の方法を学んでいくスタイルです。

英語初学者にありがちな「曖昧に読む」「感覚で読む」ことを一切無くし、根拠をもって論理的に読むことを可能にしてくれます。

またビジュアル英文解釈が優れている点の一つは、他の例題で学んだ内容が他の例題でも繰り返し出てくることです。

自然に復習することができますし、何度も出てくるため確実に記憶に定着させることができます。

 

基礎英文問題精講
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特徴

  • 全80の短い例文と関連する問題を解くことで、難解な英文を自然に和訳できるようになる
  • 早慶下位学部・旧帝大下位はこれをやれば和訳問題で困ることはない

こんな方におすすめ

  • 偏差値55以上である程度英文が読める方
  • 早慶・旧帝大など最難関大を目指す方

基礎英文問題精講は、英文解釈のアウトプット的な参考書です。

構文編、文脈編、応用問題編の3つに分かれており、各40,20,20の短い例文が掲載されています。

文章は短いのですが非常に骨があり、躓きやすい・間違えやすいポイントを凝縮した問題ばかりです。

例文とそれに関する問題という構成ですが、例文を全訳するだけでその他の問題を解く必要はありません。

例文が短いので全訳してもさほど時間はかかりません。

ある程度英語を読めるが、少し複雑な英文になると訳せないという受験生に非常にオススメです。

 

英文読解入門基本はここだ!

特徴

  • 分量が少なく、さくっと英文解釈の基礎を学べる
  • 英文解釈のルールを丁寧に解説している
  • レベルは日東駒専まで

こんな方におすすめ

  • ある程度文法知識はあるが英文が全く読めない方
  • 日東駒専〜MARCHを目指す

英文解釈の1冊目として非常にオススメなのが「英文読解入門基本はここだ!」です。

薄い本で非常に読みやすく、これ1冊で英文解釈の基礎を学ぶことができます。

ただしこれ一冊では日東駒専レベルまでなのでMARCH以上を目指す方は他の英文解釈の参考書に取り組みましょう。

 

基礎英文解釈の技術100 

特徴

  • 解説にSVOCなど文型が振られており、確実に英文解釈のルールを学べる
  • CDがついており、例文暗記、リスニングトレーニングを効果的に行える
  • この1冊でMARCH・中堅国公立の英文は難なく読めるようになる

こんな方におすすめ

  • ある程度英文は読めるが、複雑な英文になると上手く訳せない方
  • MARCH・中堅国公立以上を目指す方

ある程度英文は読めるが、少し複雑な英文になると歯が立たないという受験生にオススメの参考書です。

こちらは英文にSVOCなどの文型を振ってくれたりと解説が非常に詳しく、英語が苦手な方でも確実に英文解釈をマスターできる構成になっています。

CDも付いているため、音読やリスニングの練習を効果的に行うことが出来るのもポイントです。

 

標準

ここからは早慶・旧帝大を目指す受験生が対象です。

 

ビジュアル英文解釈Part2

特徴

  • 英語を左から右へと自然に読むことに重点を置いている
  • 先生と生徒の対話式で進め、躓きやすい箇所を集中に学習できる
  • 早慶・東大の英文を難なく読めるようになる

こんな方におすすめ

  • 英文解釈の基礎ができている方
  • 早慶・旧帝大など難解大を目指す方
  • 英語を得意分野としたい方


基本的な構成は「ビジュアル英文解釈Part1」と同じですが、扱う例文はかなりレベルが上がります。

そのためPart1→Part2と連続で取り組むのではなく、時間に余裕がある方は「基礎英文問題精講」などを挟むとスムースです。

ビジュアル英文解釈Part2をやり終える頃には、東大・京大の入試問題であっても難なく読めるようになっていることに驚くはずです。(ただし単語がわかっていれば)

 

ポレポレ英文読解プロセス50
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特徴

  • 分量が少ないため繰り返し何度も復習しやすい
  • 英文解釈のルールを丁寧に解説している
  • 早慶・東大京大の英文を難なく読めるようになる

こんな方におすすめ

  • 英文解釈の基礎ができている方
  • 早慶・旧帝大など難解大を目指す方
  • 英語を得意分野としたい方

「基本はここだ!」と同じ西きょうじが執筆した難解大志望者向けの英文解釈参考書が「ポレポレ英文読解プロセス50」です。

「基本はここだ!」と同様、英文を読む時の考え方・プロセス・ルールを非常に詳しく解説しています。

内容は非常に濃いのですが、分量が少ないため直ぐに終わらせることができます。薄いため復習も容易なので何度も繰り返し解いて、英文解釈のルールを自分の血肉としましょう。

 

英語長文多読

長文多読のパートでは、英文解釈を運用し、慣れにより定着化・スピードアップに取り組みます。

また、単語や文法の抜け・漏れもこのパートですくい上げていきます。

 

基礎

MARCHレベルはここまでやっておけば十分です。あとは過去問をとにかく解きまくりましょう。

 

やっておきたい英語長文300、500
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特徴

  • 掲載されている長文の質が高く、解くだけ長文読解の実践力を身につけられる
  • 解説が豊富で「理解できない」という箇所がなくなる
  • センター試験・日東駒専・MARCHの対策に最適

こんな方におすすめ

  • 英文解釈の基礎ができている方
  • 日東駒専・MARCH・中堅国公立を目指す方

 

長文の多読で最適なのが「やっておきたい英語長文シリーズ」です。

300,500,700,1000と単語数に応じて参考書が分かれております。

MARCHレベルまでであれば300,500まで済ませて、あとは過去問を解くのが効率的です。

過去問の解説は簡略すぎることがありますが、こちらの参考書は解説が豊富であるため「良くわからない」という点が無くなります。

過去問演習に移る最後の演習に最適な参考書です。

 

標準

早慶・旧帝大を目指す方、もしくはMARCH志望者も他と差をつけたい方にもオススメです。

 

やっておきたい英語長文700、1000
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特徴

  • 掲載されている長文の質が高く、解くだけ長文読解の実践力を身につけられる
  • 解説が豊富で「理解できない」という箇所がなくなる
  • 早慶・旧帝大の対策に最適

こんな方におすすめ

  • 大抵の長文は難なく読めるため、速読の練習をしたい方
  • 早慶・旧帝大を目指す

やっておきたいシリーズの700と1000は特に長い長文問題を出題する難関大学向けです。

この参考書を取り組む頃には、構文は難なく理解出来るようになっているため、より早く英文を読む「速読」の練習や、英文解釈を自分の血肉とするための「慣れ」に重きを置きましょう。

この参考書はこれらの目的に最適です。

 

英語長文問題精講
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特徴

  • 非常に難解な長文が多数収録されており、長文問題の仕上げに最適
  • 文章の長さは500~1000語程度

こんな方におすすめ

  • 京大英語や外大英語など英語最難関大を目指す方
  • 難関大志望者でライバルと差をつけたい方

英文問題の超ロングセラーである「英語長文問題精講」です。

「やっておきたいシリーズ」が比較的容易な英文であるのに対し「英語長文問題精講」は非常に難解な長文で構成されている参考書です。

難関大でも特に英語が難しい京大や外大を志望する方やライバルと差をつけたい方が取り組むべき参考書です。

この参考書を終える頃にはどんな英文であっても完璧に理解することが出来るようになります。

 

志望大学別おすすめ英語参考書ルート

ここまでご紹介した参考書をもとに、大学別に最短参考書ルートをご紹介します。

みなさんのレベル・志望校に合わせて選択してください。

 

MARCH・中堅国公立志望者向けおすすめ英語参考書ルート

まずはMARCH・中堅国公立志望者の受験生に向けて2つの英語参考書ルートをご紹介します。

ご紹介するルートを参考に自分なりにカスタマイズしてみてください。

 

ルート1 (確実にMARCH・中堅国公立合格コース)

パート レベル 参考書
単語 基礎 速読英単語 入門編
標準 DUO 3.0
文法 基礎 大岩のいちばんはじめの英文法
標準 Evergreen
Next stage
英文解釈 基礎 ビジュアル英文解釈Part1
基礎英文問題精講義
長文多読 基礎 やっておきたい英語長文300&500

こちらは「中学レベルから確実にMARCH・中堅国公立を目指す」参考書ルートです。

骨太の英文解釈を身につけ、どんな初見の長文問題であっても立ち向かえる英語力を養成するコースです。

文法・英文解釈にしっかり時間をかけて、基礎を完璧にマスターしましょう。

この参考書ルートをやりきれば、過去問がかなり簡単に感じるはずです。

 

ルート2 (ゼロから短期間で合格コース)

パート レベル 参考書
単語 基礎 システム英単語Basic
標準 システム英単語
文法 基礎 安河内の英語をはじめからていねいに
標準 Evergreen
Next stage
英文解釈 基礎 英文読解入門基本はここだ!
基礎英文解釈の技術100
長文多読 標準 やっておきたい英語長文300&500

こちらは「中学レベルから最短でMARCH・中堅国公立の合格最低点を目指す」参考書ルートです。

単語は「システム英単語Basic」をさくっと終わらせ、直ぐに文法パートに移りましょう。

文法パートもがっつり時間をかけるのではなく、「安河内の英語をはじめからていねいに」でさらっと中学〜高校レベルをおさらいします。

そのあとはアウトプット重視で「Next stage」を使い、分からない箇所のみ「Evergreen」を辞書的に使用します。

英文解釈は分量が薄く復習がしやすい「基本はここだ!」「基礎英文解釈の技術100」を短期間で何回も回しましょう。

MARCH・中堅国公立の合格できる必要最低限の知識を最短で身につけることができます。

 

早慶・旧帝大志望者向けおすすめ英語参考書ルート

早慶や旧帝大など難関大学の合格を目指す受験生のための英語参考書ルートです。

単語と文法の基礎レベルの参考書は高校レベルまで授業についていけているという方は不要です。

いきなり標準から初めて問題ありません。だだし英文解釈は基礎からしっかり取り組むようにしてください。

二つのルートをご紹介していますが、どちらも大きな差はありません。

自分の好みで選んでください。

 

ルート1 (ビジュアル英文解釈コース)

パート レベル 参考書
単語 基礎 速読英単語 入門編
標準 DUO 3.0
文法 基礎 大岩のいちばんはじめの英文法
標準 Evergreen
Next stage
英文解釈 基礎 ビジュアル英文解釈Part1
基礎英文問題精講
標準 ビジュアル英文解釈Part2
長文多読 標準 やっておきたい英語長文700&1000
英語長文問題精講

こちらのルートは英文解釈に「ビジュアル英文解釈」を使用するコースです。

上記にあげた参考書を順番に取り組めば、早慶・旧帝大に確実に合格できる実力を身につけることができます。

単語の標準レベルの参考書については、英文解釈が英文解釈が終わるまでに並行して学習すれば問題ありません。

基礎レベルの単語帳が終われば、文法パートに移りましょう。

 

ルート2 (ポレポレコース)

パート レベル 参考書
単語 基礎 システム英単語Basic
標準 システム英単語
文法 基礎 安河内の英語をはじめからていねいに
標準 Evergreen
Next stage
英文解釈 基礎 英文読解入門基本はここだ!
基礎英文解釈の技術100
標準 ポレポレ英文読解プロセス50
長文多読 標準 やっておきたい英語長文700&1000
英語長文問題精講

こちらのルートは英文解釈に「ポレポレ」を使用するコースです。

ビジュアル英文解釈は、人によっては古臭く、若干癖が強いと感じる可能性があります。

ビジュアル英文解釈やってみて自分に合わないという方はこちらのルートで勉強することをおすすめする

どちらの参考書も「英文を左から右へ自然と読む」をコンセプトに書かれているため、学習して得られる効果は同じです。

 

英作文も忘れずに対策しよう

ここまでリーディングパートのおすすめ参考書ルートをご紹介しました。

ここで紹介した参考書・ルートで勉強すれば確実に志望校に合格できる実力を身につけることができ流でしょう。

 

一つ注意が必要なのは、英作文の対策も早めにする必要がある、ということです。

リーディングの勉強を進めていれば自然と身につきますが、それだけでは不十分です。

 

特に最近の入試の傾向として、ライティング(英作文)の比重を高めよう、という動きがあります。

入試直前に付け焼き刃的に対策しても全く点が取れないため、早めに少しずつ対策していきましょう。

 

英作文の勉強には「Z会の添削」を絶対的にオススメします。

第三者に添削してもらわないと、英作文は本当の力が身につかないからです。

Z会では毎月定期的にテキストが送られてきますが、そのテキストさえしっかりこなしていれば、大学合格に必要な力が身につきます。

リーディングの勉強と並行して、Z会の英作文だけやっていれば入試直前で焦らずに済みますので非常におすすめです。

資料請求でテキストのサンプルや受験に役立つ情報誌がもらえるので是非試してみてください。

公式サイト:https://www.zkai.co.jp/

関連:最短で大学受験の英作文をマスターしたいならZ会の添削一択

 

 

-科目別勉強法・参考書ルート